マクドナルド不買運動
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1,000人のアルバイターで行列 [編集]
2008年(平成20年)12月23日、同社御堂筋周防町店(大阪市中央区)で、クォーターパウンダーが関西地域では初めて発売され長い行列ができるなどメディアで大きく取り上げられた。また、1日あたりの店舗売上高1,002万円で過去最高を記録したと同社公式サイトに掲載した。しかし、実際には人材派遣会社から派遣されたアルバイト1,000人が、客として行列に並び商品を購入していたことが明らかになった。行列先頭で徹夜したり、何度も行列に並んだアルバイターもいるという[27]。その後、先行して開店した東京の店でも同様のアルバイターが動員されていたことが報道された[86]。
マクドナルド広報は大阪の件を「商品モニター」であるとして「サクラ」であることを否定した。しかし、発覚の原因となった人材派遣会社のアルバイト募集告知では「新商品を、並んで、買って、食べるだけ」「商品購入のエキストラのお仕事」となっており[87]、モニターであるとはどこにも書いていない。アルバイター1000人のうち商品や接客についてのアンケートに答えたのは300人程度であり、モニターであるなら7割がバイト代をもらっているのにデータを提供していないことになる。また、「1000人分の売り上げは50万円ぐらい[88]なので、それを差し引いたとしても、過去最高の記録は覆らない」としているが、客は店の前に行列があるとそれに釣られて並びたくなるのが心理学でも実証されており[89]、単純に1000人の購入分だけをアルバイターの影響とする主張にも疑問が残る。
後から発覚した東京の件では、「発売日を盛り上げたかった。並んでもらったのはマーケティング手法の一つ。」として、意図的に行列を作ったことは認めたが、サクラであることは「サクラの定義がないので何とも言えない」として公式に認めることはしなかった[86][90]。
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資本主義の象徴 [編集]
マクドナルドはその事業規模と影響力の大きさから、しばしばアメリカの「大量消費文化」とアメリカ資本による経済支配「グローバリズム」の象徴と見られるので、各国の民族主義派・保守派や、農業団体、環境保護活動家、反グローバリズム運動家の攻撃目標になる。
湾岸戦争やイラク戦争などでアメリカが他国に侵攻する期間、中東の店舗は放火されたり破壊されたりした。また、イギリスでは批判的な活動家がロンドンにある店舗を爆破し逮捕された。