国際マッケンジー協会のコミュを作成しました。
情報交換や意見交換など
色々とコミュニティーの場になればいいと思っています。
気軽に参加して下さい☆
はじめに
マッケンジー法とは1950年代にニュージーランドの理学療法士、ロビンマッケンジーが開発し発展させてきた治療法です。主には腰痛、頚部痛、坐骨神経痛、各関節の痛み、しびれ、頭痛などが治療対象になります。マッケンジー法は自分で行うエクササイズによって疼痛やしびれ、関節可動制限を改善してゆく治療法です。
Robin McKenzie
治療の大きな流れとしては、問診と力学的運動検査を行ったうえで、患者ひとりひとりに合った「セルフエクササイズ」や「日常生活での留意点」を中心としたプログラムを組み立て、治療を行っていきます。世界各国においてもマッケンジー法は筋骨格系の問題に対する自己管理療法として極めて高い評価を得ています。また、国際マッケンジー協会は欧米諸国を中心とした世界27カ国に支部を持つ大規模な国際組織であり、国際学会も2年に一度開かれています。そのなかで日本支部は2002年に25番目の支部として設立されました。現在では日本においても国際マッケンジー協会の認定資格を有する医師や理学療法士が徐々に増え、各医療機関で実際にマケンジー法の治療にあたりその成果を得ています。
日本支部長挨拶
整形外科医として、長年、頚部痛、腰痛の治療に携わってきましたが、手術などが必要となる椎間板ヘルニアや頚髄症、脊柱管狭窄症等の一部の疾患を除くと、整形外科医が行う治療の多くは、薬や注射などで痛みを和らげる対症療法がほとんどです。頚部痛、腰痛がどこから来ているのかの明確な答えがないまま、痛みを和らげているうちに、自然と痛みがなくなってくることを期待する治療法です。この点、マッケンジー法では、椎間板内の微小なずれを頚部痛、腰痛の原因の1つとして考えており、一定の動作を繰り返すことで、このずれを整復することが治療の基本と考えています。頚部痛、腰痛を根本的な原因から、治療していこうという姿勢です。しかも、この治療手技は机上の空論ではなく、実際の治療経験に基づいて発展してきたものであるため、具体的な治療効果を重んじる欧米で受け入れられてきたものと思います。海外の論文をみると、マッケンジー法は急性、慢性腰痛の40〜80%の症例に有効と考えられており、有効例は、合計4回程度のリハビリ受診で効果が出て、しかも予防効果があるとされています。マッケンジー法が、治療者あるいは患者として、頚部痛、腰痛でお困りの皆様のお役に立てることを願ってやみません。
2005年 国際McKenzie協会 日本支部長 石橋俊郎
国際McKenzie協会HPより引用
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