閉塞的なデジビ市場に
新風となるか?
生ピアノの発音機構そのものを踏襲したという?
さて R社の野望とその真価はいかに?
ピアノ・コンポーネント・ベースの新音源を搭載。
鍵盤を叩くと、フレームに張られた金属弦をハンマーが打ち、その音は他の弦も共鳴させながら、駒から響板へと伝わり、ピアノ各部やホールに豊潤に響きわたっていく…。これがアコースティック・ピアノの発音プロセスです。V-Pianoの開発もこの発音プロセスが基本でした。従来のサンプリング音源とは異なり、弦、ハンマー、響板、ダンパーなど、ピアノ音を生みだす各コンポーネントの複雑な相互干渉を再現。アコースティック・ピアノの発音原理をベースにローランドのデジタル信号処理技術が豊かなピアノ音を忠実に創成します。
このV-Pianoの高度な音楽表現力は、ひとつの鍵盤を弾くだけでもわかります。サンプリング音源ではないV-Pianoは、タッチ強弱による音色変化の段階感や、減衰音のループ感が原理的になく、美しく伸びて、ナチュラルに消えていきます。高度な演奏に応える、複雑で美しい音の響き、指先で千変万化に音を操れるしなやかな音楽性。V-Pianoは、生きているピアノならではの表現力を備えています。
さらに、V-Pianoは発音方式にも新しい発想を用い、従来の最大同時発音数ではなく最大発音仮想弦数という考え方を採用。最大264弦による独立した弦の響きでピアノ・サウンドを構成しています。
http://