〜中国の古い逸話より〜
『その昔、漁などをしながら生計を立てる浦島太郎という男がいた。
ある日浦島太郎が浜辺を歩いていると、数人の子供が群がっている様子が見えた。
近づいてみると子供たちは亀をいじめていたのである。
「これ、かわいそうではないか。やめてあげなさい。」
太郎がそう言ってしかると、子供たちはしぶしぶ村へ消えていった。
涙目の浦島太郎が亀を海へ放し立ち去ろうとすると
「もしもし、助けてくれてありがとうございました」
と亀が話しかけてくるではないか。
亀は続けて「お礼に竜宮城へ連れて行ってあげましょう」と背中へ太郎を乗せて海へ飛びこんでいった。
しばらく泳いでいると目の前に見たこともないほど美しい城が目の前に現れた。
城の前には色とりどりの魚や美しい女性が待っている。
亀はこの城の使いの者だったのだ。
竜宮城に到着し城の中へ案内されると、すぐに宴が始まった。
恩人の太郎のために鯛やヒラメの舞い踊りである。
太郎はこの美しい風景を忘れまいと先ほどの亀の甲羅に絵を描き始めた。
すると
「ちょwwwwwwwなにしとんねんwwwwwwそれワイの甲羅や甲羅wwwwwwwwwwwww」
と亀に激怒されてしまった。』
この言い伝えから「亀の甲羅に絵を描くほど、強く思い出を残そうとすること」を「亀羅」と揶揄するようになり、これが現在の「カメラ」の発祥だと言われている。
shot眼は訪れた場所・見たものをカメラに焼付け、一瞬たりとも決定的瞬間を逃さない写真家の集まりである。
腕はないけど、写真は好きだ。
そんな気概に満ちた写真家たちの参加をお待ちしている。
活動は不定期。
自分の作品をうpするもよし。テーマに沿った写真を皆で持ち寄るもよし。
我々shot眼の活動内容は無限大なのだ。
困ったときには