ごめんねのキス。
<The Sorry Kisses PROFILE>
Since:
19/02/2006
メンバー:
Sam Forrest、Hayley Hutchinson、&“anyone who feels like it”
レーベル:
Desert Mine Music (インディーズ)
Official Site:
http://
MySpace:
http://
ALL ABOUT:
The Sorry Kissesは、2006年、Sam Forrest(Nine Black Alps)とHayley Hutchinson(シンガーソングライター)の2人によって結成されたロックバンド。
Hayleyが作った大量の楽曲の中でも、それまで彼女が知られてきたようなアコースティックスタイルでは表現できないものたちの、言わば“はけ口”として、そのプロジェクトはスタートしたのだった。
翌年から彼らは、小型のコンピュータを使用して、ありとあらゆるロケーション―YorkのベッドルームからHollywood Hillsの高層マンション、果ては高速道路に囲まれたCaliforniaのごく小さな小屋の中まで―でレコーディングを開始。
アメリカでのレコーディング中には、その手づくりサウンドの肉付けのため、サポートミュージシャンをゲストとして迎え入れた。(Giant DragのMicah Calabreseは、Nine Black AlpsのメンバーでもあるDavid Jonesのノイジーなギターサウンドにフィーチャーした“Think Twice”を含む、全3曲でドラムを担当。)
彼らの楽曲制作において、その作業は、まさに徹底的なこだわりっぷりだ。
“Hard Drive”では、調子はずれのバンジョーや難解なドラム、Sunset Boulevard通りの雑音まで使用、
“Living A Lie”ではThe Byrdsのような、快活でメロディックなハーモニーを披露した。
“In Your Car”や“Running Out”などのトラックで見せる力強さと無鉄砲な雰囲気は、まるで“Goo”時代のSonic Youthや、Queens Of The Stone Ageのデザート・ロックをも彷彿とさせる仕上がりとなった。
The Sorry Kissesというバンドは、
例えば、Crazy Horseの呑気で幸福な精神を詰め込んだ芸術のようであり、
例えばThe Velvet Undergroundの、ほろ苦くゆったりとした姿勢そのもののようでもある。
あたたかく、DIYなアプローチでもって、
デビューアルバム『Hard Drive』を世の中に送り出したのだ。
「サウンドタイプ?それは僕らの頭の中だよ」-The Sorry Kisses
【参考:The Sorry Kisses on MySpace Music】