ガガガ文庫から2/18発売の犬村小六氏著の長編小説「とある飛空士への恋歌」の応援コミュです。
同氏著の「とある飛空士への追憶」の続編。楽しみにされている方はぜひご参加を。
内容紹介
革命によりすべてを失った元皇子、革命の旗印とされた風呼びの少女……。空の果てを見つけるため、若き飛空士たちは空飛ぶ島イスラに乗り旅立つ! 『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び!!
2
――なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。
青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。
そして今日は「彼」に逢える……。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。
各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。
そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが――。
希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊!
3.
8月の強烈な日射しのもと、過酷な陸戦訓練を続けるカルエルたち。
空族との接触により、戦闘への不安と焦燥が募る中、それは若き飛空士たちの間に恋愛をも育んでゆく。
そして、イスラはついに聖泉に到達する。大瀑布のような海水の壁。視界の果てまで、噴き上がる海――。
終わりなく続く着水不能海域が節電を強い、住民が苛立ちを覚え始めたころ、
イスラは聖域を守護する「空の一族」の宣戦布告を受ける。飛空科生徒も任務を遂行することとなるが――。
『とある飛空士への追憶』とのリンクも明らかになる!?「飛空士」シリーズ最新刊!!
困ったときには