平成21年度後期の連続テレビ小説は「ウェルかめ」です!
2009年3月2日ヒロイン 倉科カナさんに決定!!
平成21年度後期の連続テレビ小説は「ウェルかめ」。海辺の町・徳島県美波町と、阿波踊りの町・徳島市が舞台です。放送は平成21年9月28日(月)から、平成22年3月27日(土)までの全150回を予定しています。
連続テレビ小説 第81作目、ヒロインの故郷は、
太平洋に面する海辺の町・徳島県美波町。
ウミガメが上陸する町であり、
四国遍路88か所の札所・薬王寺の門前でもある美波町と、
阿波踊りにわく情熱の町・徳島市を舞台に、明るくさわやかな、
海の香りに満ちた故郷の朝ドラをお茶の間にお届けします。
■ストーリー
ヒロイン・波美が生まれ育ったのはお遍路さんもサーファーも泊まる愉快な民宿(遍路宿)。
「お接待精神」にあふれる賑やかな家族に囲まれ育ちました。都会に出て一流女性誌の編集者をめざした彼女でしたが、ひょんなことからウミガメに導かれるように人生を大転換、故郷と向き合うことになるのです。
好奇心とねばり腰が裏目に出てドジをふみ、思わぬ方向へ流されながらも、一生懸命「海をこぎいくような」ヒロインの青春を、家族や恋の物語を縦糸に、美波生まれの同級生たちの青春模様を横糸にして描く、明るくコミカルな青春ドラマです。
■タイトル「ウェルかめ」とは…
波美の父は、手製の木彫りの子亀を、宿を旅立つ人にこう言って手渡します。「いつだってウェルかめ(ウェルカム)」。やがて故郷に生きる決意をした波美は、故郷へようこそ! そんな思いをこの言葉に込め、新たな夢へ歩き始めます。
■企画意図
「故郷の朝ドラ」を作りたい。都会で自己実現するヒロインではなく、生きる場所として故郷を選ぶヒロインを描きたい。そんな思いから、この企画は立ち上がりました。
四国は古来、数かぎりないお遍路さんを迎え、お接待し、送りだしてきた土地。そうした人を迎え入れる場所の温かさ。そして、ウミガメが上陸する浜の温かさ。そんなイメージを重ね合わせてみました。
大海原を旅し、回遊して、生まれ故郷の浜をめざすウミガメの子のように、このドラマのヒロインも、もがき、出会いを重ね、失敗を重ねながら成長してゆきます。
つまづいてばかりの人生、だけど人生、捨てたもんじゃない! そんなメッセージをのせて、明るく希望に満ちたドラマを、お茶の間にお届けします。
NHKウェブページ
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