ダーウィンの自然選択説以前、「用不用論」といわれる進化理論を唱えたジャン=バティスト・ラマルクについて語るコミュ。
経歴(Wikipedia)
ラマルクは貧しい下級貴族の家に生まれ、従軍の後に博物学に関心を持ち、フランスの植物相に関する多数の著書を著した。これによって、ビュッフォンの関心を引き、フランス自然誌博物館の職に就く事になった。
1789年、フランス革命が起きた際に彼はこれを熱烈に歓迎し、貴族の称号を破り捨てたりした(終生革命の意義を擁護したことから後世の革命思想家に大きな影響を与えた)。
植物研究に専念した後、彼は無脊椎動物(彼が作ったもう一つの言葉である)の管理者となった。彼は一連の公開講座を開いた。1800年までは、彼は種の不変を信じていた。パリの軟体動物に関する研究の後、彼は次第に、長い時間の中で、種が変化するものであるとの確信を持つに至った。彼はその説明を考え、大筋を彼の1809年の著作『動物哲学』の中に記した。
ラマルク進化論の概要
・用不用説:動物の身体において、よく使用する器官はそれだけ発達し、逆に使わない器官は退化していく。
・獲得形質の遺伝:個体が獲得した形質は子に受け継がれる。
現在では否定されているラマルクの進化論に今一度注目してみましょう!!