田中香涯(祐吉)たなかこうがい すけきち
1874(明治7)年4月 大阪府北浜、6代続いた漢方医の家系に生まれる
ここまで、奇珍怪(昭和33年第3版) 著者略歴より
1894 明治27年 大阪医学校卒 病理学、佐多愛彦の助手となる
1895 日清戦争に一年志願兵とし軍務につくが終戦除隊、
再び、大阪医学校で助手となる
1897 明治30年 大阪医学校 助教諭
1899 明治32年 大阪医学校 教諭
1902 明治35年 台湾総督府医学校 教授 正七位に叙せられる
1904 明治37年 福岡医科大学 講師
日露戦争 陸軍2等軍医
1905 明治38年末 軍役召集を解除
1906 明治39年 大阪高等医学校 教諭 戦功をたたえられ勳六等
ここまで、関西杏林名家集(明治42年)より
1909 明治42年 約一年ドイツに自費留学
帰国後 大阪高等医学校 教諭
1914 大正3年 教授職を辞任し、江戸時代風俗、人情、習慣等を医学をバックとして 医書、通俗雑誌、随筆などを著す
1944 5月 昭和19年 兵庫県伊丹にて死去
ここまで、奇珍怪(昭和33年第3版) 著者略歴より
田中祐吉といえば、あまりに変態の研究が目立っております。変態性欲の主幹などを手がけたためであります。残念ながら、田中香涯の業績は一部の好事家以外知られておりませんので、田中香涯という人物がどのような仕事をしたか、このコミュで情報を交換できたらとおもいます。
私自身もさほど、田中香涯の本を読んだわけではありませんし、医学に詳しくもありませんが、コミュがないので立ててみました。
困ったときには