マクドネル・ダグラスMD-80シリーズはDC-9を改良して開発されました。当時としては低燃費で低騒音のエンジンを搭載し、2人乗務が可能であることから人気を博しました。このため、ボーイング737とはライバル関係にあたりました。
MD-81/-82/-83の胴体は全く同じですが、エンジンの性能がわずかに異なったり、航続距離が違ったりと、外見では全く見分けられません。MD-87はMD-81/-82/-83の胴体を短縮して、離陸性能を向上させたものです。MD-88は外見こそMD-81/-82/-83と同じですが、グラスコクピットになっています。その後、さらなる発展型であるMD-90が開発され、MD-95の構想も打ち立てられましたが、ボーイングによる吸収後、MD-95はボーイング717となって具現化されましたが、現在はすべて生産が終了しました。
日本では当時の東亜国内航空(後の日本エアシステム、現、日本航空)がMD-81とMD-87を導入しましたが、MD-87が先に完全に引退し、日本航空とJALエクスプレスが運航していたMD-81も完全に引退しました。
海外の航空会社ではかつて大韓航空がMD-82とMD-83を、中国北方航空(現、中国南方航空)がMD-82をそれぞれ日本に飛ばしていました。
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