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宮下誠先生を囲う会 

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詳細 2017年12月1日 01:40更新

 宮下誠 Makoto MIYASHITA 1961-2009 東京生まれ

 一九六一年東京都生まれ。國學院大学文学部教授。スイス国立バーゼル大学哲学博士。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。専攻は20世紀西洋美術史、美術史学史、画像解釈学、一般芸術学。著書に『20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す』『20世紀音楽 クラシックの運命』(以上、光文社新書)、『逸脱する絵画』『迷走する音楽』(以上、法律文化社)、『パウル・クレーとシュルレアリスム』(水声社)、訳書に『パウル・クレー』『マックス・エルンスト』(以上、PARCO出版)などがある。(ご自身のブログより) また、『カラヤンがクラシックを殺した』(光文社新書)が先日出版された。
 
 2009年5月23日(土) 急性心不全のために京都にて客死。

 以下は私なりの紹介である。

 ご専門であるパウル・クレー(1879年-1940年スイス生まれ)研究を軸に、同時代の絵画と音楽を、かつて人類にとって個族的に見られる共有幻想であった「ものがたり-宗教、神話、封建等-」の動向を中心に据えて、絵画とクラシック音楽の解釈を展開なさっています。
 20世紀はそのような「ものがたり」が死に絶え、最も混沌を極めた時代であると先生は具体的に仰います。その様な時代に生きた、鋭敏な感覚の持ち主たち--藝術家たちがどのように混沌を感じ取り、表現したかを汲み取ることが先生の中心的テーマである。
 しかし、その解釈からは深い愛情が溢れ、それはもう川が氾濫するが如くである。また、作品に対する姿勢は短絡的では決してない。膨大な参考文献を掲げて異例を挙行したり、幼少期に習得した漢検1級の実力を遺憾なく発揮した、古風堂々たる言葉の調子を貫いたり、客観という虚構を排斥し厳しい謙虚さを以って主観の徹底を宣言する等、その態度は所謂常識を「逸脱」している。
  

 國學院大學文学部哲学科に籍を置き、早稲田大学と武蔵野美術大学でも講義をなさり、ご専門のパウル・クレーについても勿論(近著としては『パウル・クレーとシュルレアリスム』)、それを発展させたご著書 『20世紀絵画』(光文社新書)、『逸脱する絵画』(法律文化社)等。
 クラシック音楽論として、『20世紀音楽』(光文社新書)、『迷走する音楽』、『クラシックの終焉』等がある。新著として、『カラヤンがクラシックを殺した』は毀誉褒貶が激しい、人によって評価が雲泥の差ほど表れる、実に面白い御著書が光文社新書より出版された。読了を強く勧める。
 
 http://ameblo.jp/kegel/ プロフィールと学生に宛てた日記。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E4%B8%8B%E8%AA%A0 wikipediaでの紹介

 http://www2.kokugakuin.ac.jp/letters/philosop/Lux_Aeterna/main.htm 業績紹介

 
 宮下先生の専門、業績、趣味、講義などなど、先生に興味を持っている方は是非当コミュニティに参加してください。そして、活発にそれらについて意見を述べてください。
 このコミュニティでは、主要著書(上記に掲げた訳書以外の書籍)を実際に読んでその内容を共有したり、中々足を運ぶのも手を出すのも貧書生には辛い、絵画展の鑑賞や、クラシックCDあるいは演奏会の共有を主な活動目的とします。

 宮下先生について、当コミュニティについてご要望、ご質問があれば、Mercyにご連絡ください。ちなみに、宮下先生は「ケーゲル」の名でご参加なさっています。

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2008年10月20日

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カテゴリ
学問、研究
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