村上春樹さんの小説『1973年のピンボール』に登場する不思議な双子「208」と「209」に、なぜか心惹かれる…という方々のためのコミュニティです。
「208」と「209」は、彼女たちの着ていたシャツに書かれていた数字です。主人公の「僕」が、彼女たちを区別するために命名しました。おたがいのシャツを交換しちゃうとどっちがどっちか分からなくなります。本名および素性は不明。というのは、ご存知のとおり。
佐々木マキさんとの共著『羊男のクリスマス』にも「208」と「209」として登場します。この作品では途中で着替えてないようです。たぶん。
もし『1973年のピンボール』が映画化されたら、個人的にはFLIP-FLAPの二人に演じてもらいたいなあ。
双子という存在がもっている形而上学的(あるいは形而下学的)な魅力に否応なく惹かれてしまう、なんて人や、村上さんが書くフラジャイルでフリーキーでチャーミングな女の子たちが、心のどこかに残ってしょうがない! なんて方も、よければぜひご参加ください。