札幌交響楽団の首席客演指揮者に就任されたラドミル・エリシュカ(Radomil Eliška)のコミュニティです。
プロフィール(札幌交響楽団のサイトより)
1931年、チェコ共和国、旧ドイツ領のズデーデン地方に生まれ、ブルノで育った。ブルノ音楽大学(ブルノ音楽アカデミー)卒業。在学中に大作曲家ヤナーチェクの高弟ブジェチスラフ・バカラ教授に師事。その後チェコ・ユース・シンフォニー・オーケストラを指揮。
ドヴォルジャークの交響曲第9番「新世界より」の欧州初演をしたことで知られるチェコの名門オーケストラ、カルロヴィヴァリ交響楽団(1835年創立)の首席指揮者兼音楽監督として1969年から90年まで活躍した。そのほか、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団やプラハ交響楽団などからも頻繁に指揮台に招かれ、「プラハの春音楽祭」にもたびたび出演するなど、着実にその地位を固めていった。ドイツ、オーストリア、スペイン、旧ソビエト等にも招かれた。その洗練された音楽性は高く評価され、特にドヴォルジャーク、ヤナーチェクといったお国ものはもちろんのこと、ドイツ音楽やロシア音楽も高く評価されている。また、1978年からはプラハ音楽大学(プラハ音楽アカデミー)において後進の指導にも力を入れ、1996年には同大学指揮科教授に就任した他、現在チェコ・ドヴォルジャーク協会の会長も務めている。
演奏活動の中心が主にチェコ国内にとどまっていたため、遅れて世界に出てきたチェコの巨匠といえる。クーベリック、ノイマン、コシュラーといった名指揮者が世を去った今、まさにチェコ音楽界の重鎮として注目される指揮者である。2008年4月、札幌交響楽団首席客演指揮者就任。
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