日本語表記:ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフ
キリル文字表記:Никита Сергеевич Хрущёв
ラテン文字表記:Nikita Sergeyevich Khrushchev
(1894年4月17日〜1971年9月11日)
ロシア生まれ。第4代ソビエト最高指導者(第一書記、閣僚会議議長)。いわゆるスターリン批判をした人間として有名。国内の非スターリン化を推し進める。また、雪解けと言われる東西対立の融和を進めた。
キューバ危機の時は、全面核戦争直前まで直面した。
しばしば愚鈍な指導者という見方がなされることがあるが、アメリカとの全面核戦争を回避した指導者とする見方もできる。もし全面核戦争が勃発したならば、人類滅亡の危機に立たされたかもしれない。
しかし、1957年に世界初の人工衛星「スプートニク」の発射、1961年4月にガガーリンを乗せた有人ロケット「ボストーク」を発射、同年10月に北極海付近のノヴァヤゼムリャでRDS-220型水素爆弾「ツァーリ・ボンバ」の実験に踏み切るなど、内外に共産主義の優越性を示した。
外交的には、一時的に西側との指導者との会談を行うなどいわゆる「雪解け」を象徴するものとなった。しかし東側諸国とは関係は悪化し、中華人民共和国との対立、ハンガリー動乱への軍事的介入を行うなど、強硬な姿勢で臨んだ。
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授与された栄典、勲章
ソ連邦英雄 1回
社会主義労働英雄 3回
レーニン勲章 7個
スボロフ賞1等2等
クツゾフ賞
祖国戦争勲章
労働赤旗勲章