現在、食糧の国内自給率は39%といわれていますが、
都道府県ごとに考えると、北海道の200%をはじめ、東北地方はのきなみ100%を越えています。
一方、東京はたった1%。大阪も人のことは笑えず、3%だそうです。
確かに、スーパーの青果コーナーや市場の八百屋で意識して見てみたら
大阪産の野菜なんて、ほとんどありません。
先日、北海道で何軒かスーパーに行きましたが、書かれているのは「江別産」とか「岩見沢産」とか「長沼町産」と、県名ではなく市町村名。
長い間このことに疑問を持たなかった自分が恥ずかしくなりました。
でも、同じ国内なんやから、100%を超えた分は流通で補い合えば、もっと全体の自給率はあがるんちゃうの・・と単純な私は思うのですが、
あにはからんや
規格外のために流通に乗らない青果物が山ほど生産物廃棄という悲しい目にあっているそうです。
例えば、ブロッコリーは直径12センチ以上ならアウト。直径12センチの円があって、それを通らないとはねられるそうです。
おいしい茎の部分も、ほとんどが無残にもチョッキン
また、完全無農薬の野菜は、農協さんでは買ってくれないという話も聞きました。
こんなひずんだ食料供給の構図ができたのは、政府の施策も悪いけど、消費者も悪い(私も含めて)
生産者がこだわりをもって、大切に育てた野菜やくだものたちを消費者が感謝の気持ちをもって大切にいただく。そんな世の中にならなくては
その思いから、大阪市北区で「こだわり食材。デミ姐屋」をやってます。
青果物だけに限らず、日本国内のこだわりの食材に関する情報や、お店、生産者、イベントなど、なんでも、情報交換できるコミュとしてどうぞみなさん参加してください。
あまり、更新していませんが、別にブログもやってます。
デミ姐屋店長ブログ
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足あと帳はこちらへ
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写真は、北海道岩見沢市にある星耕舎バイオダイナミック農場の玄小麦(春よ恋)