2008年7月13日に“ラーメン王”武内伸さん(48)がこの世を去りました。
このコミュニティではラーメン業界に多大な功績を残しました武内伸さんを称え、偲んで行きましょう。また、これからのラーメン業界について価値ある話し合いも、是非して行きましょう。
【主な名言集】
・「ラーメンを美味しくするのは鶏ガラ、豚ガラ、(店主の)人柄だ。」
・「私はラーメンを語り、ラーメンを広める事で収入を得てラーメンを食べさせてもらっている。まさにラーメン様には足を向けて眠れない。」
・10年前、肝硬変を患い、医者から「どんな食生活をしているのか」と聞かれ、武内さんは「3食ラーメンです」と答えた。医者が「それじゃ、ダメだ」と諭すと、武内さんが「実は、私はラーメン評論家でして…」と打ち明け、医者を呆れさせたという。その年も年間4000食のラーメンを達成した。
・「支那そばや」店主・佐野実氏は「最後に見舞いに行った時、たけちゃんの息が“ラーメン、ラーメン”と言っているように聞こえた。棺にはラーメンを入 れようと思っている」と語っている。
【武内 伸(タケウチ シン)とは・・・】
武内氏は1960年福岡県生まれ。
高校二年生の時に東京ラーメンの超有名店「春木屋」(東京都)を食べその味に衝撃を受けた事をきっかけに積極的にラーメンの食べ歩きを始め、その感想や評価を詳細に記録するようになった。
1992年にはTV東京「TVチャンピオン 第二回ラーメン王選手権」に出場、優勝を勝ち取り「第二代ラーメン王」に輝いた。
その後は一般会社員でありながら、「ラーメンの専門家」としてマスコミでのコメント・執筆などを依頼され、「ラーメン評論家」の草分けとなる。
1995年3月にオープンした「新横浜ラーメン博物館」の登場に衝撃を受け、同年12月には勤務先の会社を退職し、新横浜ラーメン博物館に入社。
主に広報担当として活躍。
2003年2月に新横浜ラーメン博物館を退職後、「有限会社ラーメン総合研究所」を設立。携帯情報サイト「超らーめんナビ」内のガイド役「達人」の一人としても親しまれてきた。
2007年10月には「日本ラーメン協会設立準備委員会」の会長に就任。「日本ラー
メン協会」設立に奔走しました。
その後2008年3月「日本ラーメン協会」設立と同時に副理事長に選任。
現在に至る。
病状については、肝機能障害を2006年頃より発症。
ご冥福をお祈りいたします。
困ったときには