友人と紅茶でも飲みながら、時にはハチャメチャなことも言いあいながら、ご近所に起こった謎の事件を解決しちゃうというのがこのカテゴリー…かな?もしくは、読む方もお茶しながら気軽に(暗くなったり肩がこったりすることなく)読める、という意味もあるとか。女性作家で主人公も女性(ただし探偵ではないこと)、というしばりがあることもあるようですが、ここはもう個人的な好みで選んでみます。
まずはジル・チャーチル、デビュー作「ゴミと罰」はもう題名からして秀逸。
そして最高なのがシャーロット・マクラウド(アリサ・クレイグ)のシリーズ、これがもうどれも涙あり笑いありの絶品!ピーター・シャンディ、セーラ・ケリング、ディタニー、マドックとどの主人公も最高です。
ナンシー・ピカードやキャロリン・G・ハートもいいし、ジェームズ・ヤッフェの「ママ」シリーズ、ドロシー・ギルマンの「伯爵夫人」、ダイアン・デヴィッドソン「クッキングママ」。
素晴らしいユーモアセンスのクレイグ・ライスもぜひ入れたいところ。ハードボイルドでも有名なローレンス・ブロックの「泥棒」シリーズ、情けない題名が並ぶシリーズのバーネル・ホール…。
日本人作家では若竹七海、北村薫、芦原すなおさんがわりと近いものがあるかしら。もっとも皆さんハードなものもお書きになりますが。
ミステリーは好きだけど、暗い過去や深刻な設定はちょっと苦手というあなた。
めちゃめちゃ頭いい探偵とか、マッチョな男が主人公で女は添え物のハードボイルドにも実は食傷してるという方。明るく楽しいミステリーの数々について、一緒に語り合いましょう!