2000年の前半はロックをほとんど聴かなかった。
アメリカでもイギリスでも出てくるバンドに面白みを見出すことはほとんどなかったような気がする。
テクノやヒップホップ、R&Bといったクラブミュージックの方が全然先鋭的に思えた。ところがストロークスやホワイトストライプスの出現から徐々に様子が変わり始める。ニューウェーヴが盛り上がった時代のように、ダンスミュージックとロックが結びつき、クラブシーンを巻き込んでロックにも活気が生まれていった。
今のロックには本当にワクワクさせられる。と言っても、コレは海外の話。日本では2000年代も終わりを迎えようというのに、未だにグランジやミクスチャーとか90年代の影を引きずってるようなロックばかりがオーバーグラウンドでは目についてしまう。
90年代には渋谷系とか関西アンダーグラウンドとか世界の先端が注目するシーンがあったのに、かなり残念な状態だ。でも、実はそんな状況の中、日本でもおもしろい動きができつつある。
海外のロック meets ダンスの流れを受けたエレクトロ主体のパーティが盛り上がりを見せはじめてきている。HOT CHIPやPRISETSのメンバーがDJとして参加したり、世界の先端がコミットする場が実は日本にもあったのだ。
でも、そんなワクワクさせられる情報が、メディアで報じられることも実は少なかったりする。でも、そんなワクワクする情報を共有できれば世の中、もっとおもしろくなるんじゃないか。というのがこのフリーペーパーのスタンスです。
MODERNISTというのはモッズの語源であるMODERNISTSから来ている。"最先端の"とか"先鋭的な"といった意味がある。
例えば、日本のカルチャーは今、世界的に注目を集めている。『ドラゴンボール』は世界中で愛されハリウッドで映画化される。村上隆のフィギアはサザビーズのオークションにかけられ16億円で落札された。ナイキのCMの舞台として秋葉原が使われたり、ゴスロリという言葉はファッションワードとして世界でも通用するそうだ。
日本のカルチャーの実力は日本で思われているよりレベルが高くて、もっと先鋭的なものがいっぱいある。そこに気づかないなんてもったいなくない?
MODERNIST WEB
http://
MODERNISTが置いてあるお店
【渋谷】
TOWER RECORD渋谷店
Grimoire
Valentain
Time is on
【原宿】
Sister
VeLo
426
Dog
HUG
KOKORO CAFE
【代官山】
UNIT
AIR
【中目黒】
ilil
【新宿】
CANDY
【下北沢】
ミキリハッシン
HAIGHT&ASHBURY
メンバーの参加コミュニティ
困ったときには