山本 邦山(1937年10月6日)
尺八演奏家、作曲家、元東京藝術大学教授、人間国宝。
尺八と聞いて、「地唄」「邦楽」をまず思い浮かべるでしょう。
しかし山本先生は、ジャズ演奏家としての知名度も高い。
「日本古来の楽器」+「ジャズ」を、世界で初めて認識させたのは彼ではないでしょうか。
また、ボサノバ等の様々なジャンルへアプローチされています。
映画や番組などの音楽監督を務めたり、多方面での活躍をされています。
1958年 京都外国語大学英文科卒業。
1975年 芸術選奨文部大臣賞受賞。
1987年 文化庁芸術作品賞受賞。
1988年 外務省広報部製作『現代の顔 山本邦山』映画コンクール審査委員長特別賞受賞。
1990年 松尾芸能賞受賞。
1991年 モービル音楽賞受賞。
1993年 東京藝術大学教授就任
2002年 重要無形文化財保持者 (人間国宝)に認定される。
2004年 紫綬褒章受章。
代表的な収録作品
1971年『銀界』
1976年『竹の組曲』
1997年『遥かなる地より』
2006年『作品集成』(1)〜(8)
作曲
二本の尺八による『双宴』
二本の尺八と打楽器・声による『韻』
尺八と打楽器による『輪響』
尺八とピアノのための『掛合と融合』
著作
『尺八演奏論』(出版芸術社、2007年)
困ったときには