街には劇場が必要なのさ

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詳細 2018年2月11日 00:30更新: 私たちは劇場が好きです。最近は劇場でもプロレスをやっていまから、という理由ではありません。基本的にブラックボックスである劇場は、出かけて行くたびにさまざまなところへ私たちを旅させてくれるからです。
それは日本各地であったり、世界各国であったり、はたまた宇宙であったり体内であったり、ようはどこにでも自在に連れて行ってくれる魔法の箱なのです。

そんな、どこでもドア、タイムマシンのような箱は、同時に、ほんのひととき日常を忘れさせてくれる場であり、また同時に「明日もがんばろう」という意欲を私たちに与えてくれる場所でもあります（まあ必ずしも、ではありませんけど、それは皆さんの経験にもよります）。

そして同時に、素敵な旅行をコーディネートしてくれる案内人、それは劇団であったりプロデュースチームであったり、はたまたプロレス団体であったりするかもしれませんが、彼らをも育てるゆりかごのような場所でもあるのです。

つまり劇場は“豊か”さを育む場所なのだと思います。人生に潤いを与えてくれる場所だと思います。私たちは、そんな劇場が大好きです。だから、劇場という“夢見る力を育む場所”を失いたくありません。大事に、大事にしますから。