COLDWORKER:
Joer Fornbrant: Vocals
Anders Bertilsson: Guitar
Andr Alvinz: Guitar
Oskar Palsson: Bass
Anders Jakobson: Drums
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2006年1月:NASUMの悲劇的な解散から約1年後、ドラマーのAnders Jakobsonは新たなグラインド・バンドを始動するべく、メンバーを探し始めた。
その旨をnasum.comでの彼のブログに掲載した後、元々の知り合いでもあったRUINのギタリスト、Anders Bertilssonが応募してきた。
時を同じくして、RELENTLESSのベーシストOskar Palssonは彼のソロ・デモ用のレコーディングにセッション・ドラマーを探していた。彼はAnders Jakobsonに話し持ちかけたところ、Anders Jakobsonもまたグラインド・バンドのメンバーを探している最中故に、2つのアイデアが1つになった。3人はリフを送り合い、アイデアの蓄えを増やしていった。
2月:初のリハーサルが行われ、リフの蓄えから数曲が完成。バンドは作曲とリハーサルを数週間し続けた。セカンド・ギタリストを入れる決断を下し、4人目のメンバー募集をブログで発表。
3月:Andre Alvinzi (CARNAL GRIEF)がセカンド・ギタリストとして加入。4人目のソングライターとして、サウンドのパズルの最後のピースを埋めるかのように、バンドのグラインド /デス・メタル・サウンドにテクニカルなリフを提供することとなった。
4月:バンド名、COLDWORKERが発表された。間もなく元PHOBOSのJoel Fornbrantがヴォーカリストとして加入。Anders Bertilssonを当初はヴォーカリストとして試していたが、単独のヴォーカリストが必要だという事に気付き、Joel Fornbrantを起用。5ピース・バンドとして作曲活動を続けた。
6月:COLDWORKERはGADGETとRADIOSKUGGAと共に初ライヴを敢行し、その間もなくファースト・アルバム「THE CONTAMINATED VOID」のレコーディングをメンバー募集開始から、わずか半年にして開始した。
そして、完成したのが、本作「THE CONTAMINATED VOIDである。この作品についてAnders Bertilssonは「このアルバムは多分、俺が作ってきた中で一番即行でできたファースト・アルバムだよ!メンバー同士あまり知らない間柄から、実際にアルバムの音源が手元に出来上がってくるまでに約5ヶ月しかかからなかったんだよ。このアルバムがそれだけ早く出来上がったのも、メンバー全員がソングライティングに参加していたからだよ。2月の初リハーサルからビビッときて、それ以来クリエイティブな波に乗ったって感じで、リハーサルルームでは何時間も曲作りに費やしたよ。出来上がってきた楽曲はファストで怒りに満ちていて、且つヘヴィーでちょっとテクニカル。俺にとって今の曲をプレイするのはスタイル的に今までやってきたものと全く違うから、ちょっとしたチャレンジだったね。早くこのアルバムを世界中に発表したいよ!」
自らの音楽性を"Full blasting death metal"と名付けているが、これは実に的確に、COLDWORKERの音楽性を説明している。デス・メタルのヘヴィネスとブルータリティー、グラインド・コアの野蛮なる攻撃性と究極のスピードを併せ持つサウンドは、正しく"Full blasting death metal"。
結成からわずかに半年足らずで制作された作品とは、とても思えない完成度を誇り、そのクオリティーと存在感は新人バンドのそれを軽く超越しており、この新人バンドがアルバム・リリース後に、すぐさまシーンの要注意バンドになる事は間違いないだろう。
アルバム・リリース後の11月には初のツアーも決定した。このツアーはスウェーデン最大のエクストリーム・ミュージック専門誌、CLOSE-UP MAGAZINEの主催により毎年行われている「CLOSE UP MADE US DO IT TOUR」の2006年度版で、今年はARCH ENEMYをヘッドライナーに、PATH OF NO RETURANとCOLDWORKERが出演する。
(RELAPSE JAPAN ウェブサイトより)
Discography:
1st『The Contaminated Void』2006
2nd『Rotting Paradise』2008
Split 7" EP『Pig Destroyer/Coldworker/Antigama』2006
RELAPSE RECORDS のコミュ
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