脳の血管がつまったり、破れて出血したりすることにより脳組織に障害を及ぼす病気を総称して脳血管障害といいます。
日本では脳血管障害はがん、心臓病についで死亡原因の第3位であり、また脳血管障害による症状のために入院、通院している人の数は150万人に上ると言われております。
天津中医薬大学第一附属医院にて実践されている「醒脳開竅法」は脳血管障害に対する有効的な治療法であるとして中国国内はもとより今や世界的にその理論・技術を普及しつつあります。
このコミュニティは2008年7月から仙台にて毎月一回行われる「脳血管障害とその合併症の鍼灸によるケア その理論と実際」という講習会の参加者のためのコミュニティです。この講習会は東京の牧田中医クリニックで脳血管障害の鍼灸治療の現場に長くたずさわっていらした若杉寛先生にお越し頂き、参加者の皆さんが実際に臨床で使えるようにご指導いただく理論と実技の講習会です。
特に合併症に対する治療理論及びテクニックはそれ単独でも普段臨床上でよくみられる症状に対して即応用できる内容で、普段脳血管障害の患者さんと接する機会がすくない方でも十分勉強になる講習会になるかと思っております