今はなき、「銀星倶楽部」「夜想」など、めくるめくような、ペヨトル工房の雑誌が好きだった人の為のコミュニティ。
機械、春画、幻獣、死体、、、、、、
(美術評論家・当コミュニティ初代管理人 樋口ヒロユキ)
◆当コミュニティについて
ペヨトル工房は、1978年7月から1998年7月にかけて、アヴァンギャルド文学や幻想文学、音楽・美術・演劇など芸術分野の出版物を刊行するとともに、『夜想』『銀星倶楽部』『EOS』『WAVE』『Ur』といった雑誌を出すことによって、サブカルチャーにも影響を与えた出版社。主宰者は、今野裕一。
ペヨトル工房の最初の出版物は、アントナン・アルトーの『タラユマラ』であり、そのなかに出てくる幻覚サボテン Peyolが、出版社名の由来となっている。
2000年4月30日、惜しまれつつも解散。ペヨトル工房の辿った軌跡については、今野裕一『ペヨトル興亡史―ボクが出版をやめたわけ』(冬弓舎)によって知ることができる。
現在、ミルキィ・イソベら、旧ペヨトル工房関係者によって、ステュディオ・パラボリカが設立され、ペヨトル工房を継承する出版物、『2-:+』、『夜想』等が刊行されている。ステュディオ・パラボリカについては、以下の公式サイトを確認のこと。
ステュディオ・パラボリカ http://
パラボリカ・ビス(実店舗) http://
パラボリカ・ビスOnlineshop[Parashop] http://
当コミュニティでは、ペヨトル工房の出版物やイベントに関する話題や、ペヨトル工房が開拓した<愉しいアヴァンギャルド>の文化的援護射撃となるべく、現在進行中の文学・音楽・美術・演劇等の話題も扱っていきます。
◆ペヨトル工房 刊行リスト
アントナン・アルトオ、伊藤守男訳 『タラユマラ』
ポール・エリュアール、マックス・エルンスト画、高村智訳 『神々の不幸』
A・P・ド・マンディアルグ、黒木實訳 『猫のムトンさま』
A・P・ド・マンディアルグ、品田一良訳 『みだらな扉』
J.G.バラード、柳下毅一郎訳 『クラッシュ』
J.ランジュ、M.ミオー、菅原孝雄訳 『娘たちの学校』
P.K.ディック、グレッグ・リックマン編、阿部秀典訳 『ラスト・テスタメント P.K.ディックの最後の聖訓』
R・A・ウィルソン、浜野アキオ訳 『サイケデリック神秘学』
W.S.バロウズ、山形浩生+柳下毅一郎訳 『おかま[クィーア]』
W.S.バロウズ、山形浩生訳 『ソフトマシーン』
W.S.バロウズ、山形浩生訳 『ノヴァ急報』
W.S.バロウズ、山形浩生訳 『バロウズという名の男』
W.S.バロウズ、山形浩生訳 『ワイルド・ボーイズ』
W.S.バロウズ、浅倉久志訳 『おぼえていないときもある』
W.S.バロウズ、山形浩生訳 『爆発した切符』(未刊)
アナ・バラッド、解説:浅田彰 『アナ・バラッド写真集』
アントナン・アルトー、宇野邦一訳 『神の裁きと訣別するために [カセットブック]』
キャサリン・ダン、柳下毅一郎訳 『異形の愛』
キャシー・アッカー、山形浩生+久霧亜子訳 『アホダラ帝国』
コリン・ウィルスン、小倉多加志訳 『精神寄生体』
コリン・ウィルスン、風間賢二+阿部秀典訳 『超オカルト』
コリン・ウィルソン、中村保男訳 『形而上学者の性日記』
写真:畠山直哉 『Lazur 透きとおる石 大谷芳久コレクション [普及版]』
ジャン・コクトーほか、松岡和子ほか訳 『ライターズ・アット・ワーク』
セルジュ・ゲンスブール 『ゲンスブール・ダブル・ノワール』
デヴィッド・ポラッシュ、上岡伸雄訳 『サイバネティック・フィクション 柔らかい機械としてのポストモダン文学』
デニス・クーパー、渡辺佐智江訳 『フリスク』
ドクトル梅津バンド×浅田彰 『1Q84[カセットブック]』
ピエール・ギュヨタ、榊原晃三訳 『エデン・エデン・エデン』
ピエール・クロソウスキー 『クロソウスキー画集 HOMMAGE a` KLOSSOWSKI』
ピエール・クロソウスキー、小島俊明訳 『バフォメット』
ピエール・クロソウスキー、豊崎光一+清水正訳 『ルサンブランス』
ピエール・クロソウスキー、丹生谷貴志訳 『サドとフーリエ』(未刊)
ブルース・スターリングほか 『Survival Research Laboratories [ビデオ+ブックレット]』
ポール・ウィリアムズ、品田一良訳 『フィリップ・K・ディックの世界 消える現実』
ヨーゼフ・ボイス 『ヴィデオブック [VHS/β、ヴィデオ+ボイス・ブック]』
三上晴子 『ART SCULPTURE CIRCUIT TYPE [限定版50部]』
三上晴子 『ART SCULPTURE CIRCUIT TYPE [普及版]』
ミシェル・レリス、岡谷公二訳 『レーモン・ルーセル 無垢な人』
宮本隆司、解説:村松伸 『宮本隆司写真集 九龍城砦』
モーガン・フィッシャー、フレッド・フリス 他、解説:中沢新一 『音の宇宙模型/サウンド・コスモデル 夜想Extra [30cmLP]』
ヤン・ファーブルほか、二瓶優子訳 『ヤン・ファーブルとの対話』
レーモン・ルーセル、岡谷公二訳 『ロクス・ソルス』
ローリー・アンダーソン、木幡和枝訳 『トーク・ノーマル』
マレーネ・ディートリッヒ写真集 『マレーネ』
陰溝蝿兒 『夢幻城殺人事件 陰溝蝿兒初期作品集』
演奏:和平飯店のジャズバンド、解説:海野弘ほか 『上海星屑 夜想音像版 [カセットブック]』
EP−4 『制服・肉体・複製 [カセット・ブック]』
EP−4 『リンガフランカーX 昭和崩御 夜想Extra [カセット・ブック]』
アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン 『半分人間』(制作・発行:WAVE、販売:ペヨトル工房)
花輪和一 『水精』
吉村信・細馬広通編『ステレオ 感覚のメディア史』
宮西計三 『エステル』
宮西計三 『リリカ』
宮西計三 『Onna(宮西計三バンド/CD)+Maila:赤い蝙蝠の顛末記(コミック)』
銀粉蝶 『真冬のトマト [カセットテープ]』
建石修志 『建石修志/少年画集 標本箱の少年』
歌:戸川純 『月世界旅行 [VHS/β]』
歌:戸川純 『月世界旅行 [VHS/β+『銀星倶楽部★2 夢宇宙』]』
今野さなへ 『薔薇いくたびか木語叢書第10篇』
今野國雄 『巡礼と聖地』
三輪龍作ほか 『文化の近未来形』
小林のりお 『ファースト・ライト JAPANESE LANDSCAPE』
松田修 『華文字の死想』
新大久保ジェントルメン(梅津和時、太田恵資、清水一登、芳垣安洋) 『LIVE (CD/1000枚限定)』
須永朝彦 『血のアラベスク』
須永朝彦 『世紀末少年誌』
石井隆 『魔奴』
石井隆 『魔奴 限定特装本』
石井隆 『魔楽』
草間彌生 『ウッドストック陰茎斬り(ファロス・カッター)』
草間彌生 『傷みのシャンデリア』
長谷川逸子ほか 『スーパースタッフ vol. 1 アート・マネージメントの現場』
勅使川原三郎+KARAS 『Dah‐dah‐sko‐dah‐dah』
鄭義信 『人魚伝説』
鄭義信 『千年の孤独 新宿梁山泊戯曲集』
土井典 『葡萄色の乳房』
奥村靫正 『燦々彩譜』
堀江卓 『矢車剣之助』
野村誠 『路上日記(CD付)』
蔡國強 『宇宙中的長城 :万里の長城を1万メートル延長するプロジェクト[普及版]』
渡辺えり子 『タ・イ・ム /夢坂下って雨が降る シリーズ戯曲新世紀★1』
鄭義信 『明日、ジェルソミーナと/ カルメン夜想曲 シリーズ戯曲新世紀★2』
高泉淳子 『ラ・ヴィータ シリーズ戯曲新世紀★3』
ケラリーノ・サンドロヴィッチ 『ウチハソバヤジャナイ シリーズ戯曲新世紀★4』
岩松了 『スターマン/ お父さんのお父さん シリーズ戯曲新世紀★5』
天野天街 『星ノ天狗/御姉妹 シリーズ戯曲新世紀★6』
友成純一 『内臓幻想 Ur叢書』
加門七海 『平将門は神になれたか Ur叢書』
エルヴェ・ギベール、黒木實訳 『エルヴェ・ギベール写真書物 Ur叢書』
エルヴェ・ギベール、黒木實訳 『悪徳 Ur叢書』
伊藤若冲、解説:狩野博幸 『若冲ポストカードブック Ur叢書』
幻の名盤解放同盟 『ディープ歌謡 Ur叢書』
幻の名盤解放同盟 『ディープ歌謡[新装版] Ur叢書』
ペヨトル工房編 『北斗晶全記録 Ur叢書』
北斗晶 『北斗晶自叙伝 血まみれの戴冠 Ur叢書』
井上貴子 『傷つくもんか! Ur叢書』
吉村信+細馬宏通 『ステレオ−感覚のメディア史 Ur叢書』
演算星組、ペヨトル工房編 『Macでデザイン UrExpress1』
メディア・プロジェクト編 『Mac評判記[其の一] UrExpress2』
『Ur [ウル] NO. 1 ハイパーアート』
『Ur [ウル] NO. 2 ポストモダン・ミュージック』
『Ur [ウル] NO. 3 19世紀音楽進化論』
『Ur [ウル] NO. 4 アンビエント・ミュージック』
『Ur [ウル] NO. 5 ノンジャンル・ミュージック』
『Ur [ウル] NO. 6 ヴァーチャル・リアリティ』
『Ur [ウル] NO. 7 ハイパーアート2』
『Ur [ウル] NO. 8 マルチメディア』
『Ur [ウル] NO. 9 越境的日本』
『Ur [ウル] NO. 10 カストラート/カウンターテナー』
『Ur [ウル] NO. 11 ニューミュージック』
『Ur [ウル] NO. 12 フレンチ・ポップス』
『Ur [ウル] NO. 13 チェンジ・オブ・ヴュウ 転換する美術』
『EOS★イオス00 都市からアートへ』
『EOS★イオス01 アートはライブ』
『EOS★イオス02 音像100%』
『EOS★イオス03 ポストモダン』
『EOS★イオス04 ドキュメント・ヨーゼフ・ボイス・イン・ジャパン』
(注意)『WAVE』の1号〜2号は、制作・発行:WAVE、販売:リブロポートです。
『WAVE★3 オペラ』
『WAVE★4 マシナリー・イマジネイション』
『WAVE★5 メタフィクション』
『WAVE★6 バロック・過剰の美学』
『WAVE★7 ポップ・アメリカ』
『WAVE★8 ブレイン・エヴォリューション』
『WAVE★9 ノヴェチェン―イタリアの1900年代』
『WAVE★10 都市と演劇』
『WAVE★11 バイオと農業』
『WAVE★12 廃虚庭園』
『WAVE★13 クジラ』
『WAVE★14 テロ』
『WAVE★15 女王陛下のワンダーランド』
『WAVE★16 グレン・グールド』
『WAVE★17 ベルトルッチ』
『WAVE★18 フォト新世紀』
『WAVE★19 サイバー・シティ東京』
『WAVE★20 18世紀音楽の再創造』
『WAVE★21 台湾・香港新映画宣言』
『WAVE★22 アート新世紀』
『WAVE★23 シェーンベルグのヴィーン』
『WAVE★24 リリアン・ギッシュ』
『WAVE★25 151年目の写真』
『WAVE★26 タルコフスキー』
『WAVE★27 ポップ・エイジア』
『WAVE★28 ジェーン・バーキン』
『WAVE★29 グリーナウェイplusナイマン』
『WAVE★30 写真の60-70年代』
『WAVE★31 カルロス・クライバー』
『WAVE★32 ニーノ・ロータ』
『WAVE★33 アーティスト・ファイル』
『WAVE★34 音楽都市ベルリン1918-1945』
『WAVE★35 エリック・ロメール』
『WAVE★36 ボリス・ヴィアンのサンジェルマン・デ・プレ』
『WAVE★37 グレン・グールド[改訂版]』
『夜想★1 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ×ボナ』
『夜想★2 ベルメール[人形・軀体]』
『夜想★3 夢野久作・竹中英太郎』
『夜想★4 劇場・観客』
『夜想★5 屍体』
『夜想★6 アルトー 上演を生きた男』
『夜想★7 世紀末』
『夜想★8 亡命者たちのハリウッド』
『夜想★9 暗黒舞踏 暗闇からひかり』
『夜想★10 怪物/畸型』
『夜想★11 ヌーヴェル・ヴァーグ25』
『夜想★12 上海』
『夜想★13 シュルレアリスム』
『夜想★14 モダン』
『夜想★15 少年』
『夜想★16 ボルヘス/はみだした男』
『夜想★17 未来のイヴ』
『夜想★18 フィルム=オブセッション』
『夜想★19 幻想の扉』
『夜想★20 花鳥風月』
『夜想★21 天使』
『夜想★22 クロソウスキー』
『夜想★23 飽食』
『夜想★24 プライヴェート・フィルム』
『夜想★25 ユートピア』
『夜想★26 少女』
『夜想★27 レーモン・ルーセル』
『夜想★28 ロマンのゆくえ』
『夜想★29 ディシプリン』
『夜想★30 枕絵』
『夜想★31 マヌカン』
『夜想★32 戯曲の力!』
『夜想★33 鉱物』
『夜想★34 パペット・アニメーション』
『夜想★35 チェコの魔術的芸術』
『夜想EX1 歌舞伎はともだち 入門篇』
『夜想EX2 歌舞伎はともだち 2 三階さん』
『夜想EX3 歌舞伎はともだち 3 三代目 澤村田之助』
『銀星倶楽部★1 屍体』
『銀星倶楽部★2 夢宇宙』
『銀星倶楽部★3 魔都』
『銀星倶楽部★4 昆虫』
『銀星倶楽部★5 幻獣・機械』
『銀星倶楽部★6 ノイズ』
『銀星倶楽部★7 バロウズPLUSビートニク』
『銀星倶楽部★8 帝都物語』
『銀星倶楽部★9 コリン・ウィルスン』
『銀星倶楽部★10 ハリマオ伝説』
『銀星倶楽部★11 テクノ・ポップ』
『銀星倶楽部★12 フィリップ・K・ディック』
『銀星倶楽部★13 デニス・ホッパー』
『銀星倶楽部★14 オルタネイティブ・ミュージック』
『銀星倶楽部★15 デイヴィッド・リンチ』
『銀星倶楽部★16 クローネンバーグ』
『銀星倶楽部★17 クィーア・フィルム』
『銀星倶楽部★18 ぬいぐるみ』
『銀星倶楽部★19 桃色映画天国1980-1994』
『銀星倶楽部★別冊 テトリス10万点への解法 天の巻』