ホワイトバンドの問題点を追究するコミュは多いですが、
まだ騙されてる人が多いのであえて作ってみます。
『今、世界では3秒にひとり、こどもが貧困で死んで
います。 世界の貧困をなくすための活動。
それがホワイトバンド運動!』
そしてホワイトバンドを買おうとそそのかします。値段は1個300円。(他国では1個100円が相場のようです)。普通はそのほとんどが寄付されると思いますが、実は寄付金は0円です。しかも批難をあびてやばくなると、コストの内訳を微妙に変えて曖昧にしたり、中国で生産されてるのを、それらしく別の国の生産に替えようとしています。ほんとに胡散臭い団体です。
<<ホワイトバンド1個286円(税抜)の詳細>>
114円 流通費(販売手数料など)
86円 原価(原材料、ディスプレイ費、梱包費)
57円 広告費(宣伝費、イベント費、Web制作費)
29円 市民団体活動費
売上の4割が流通費、3割が原価、残りの3割はNGOの 活動資金に使われます。活動資金と聞こえが良いが、団体の職員の給与、団体の備品購入費、飲食代など、要は彼らが何にでも好きな様に使えるお金になります。具体的には地球市民教育の活動資金、市民社会組織の構築活動の資金などになります。そうです。貧しい国の人々へは1円も行きません。結局は中国の製造工場、流通業者、末端販売店、そしてそれらを取り仕切る日本でのホワイトバンド主催会社の儲けになるのであり、その他は市民団体の活動資金です。下記サイトに分りやすく説明されてます。http://
ところで、ただのゴムバンドなので、中国での原価なんて1個5円くらいと思います。100円ショップでも、あれよりもっと高級なバンドがあるけど、それでも1個の原価なんて10円位でしょう。ホワイトバンドの原価高すぎです! 100円ショップではあの程度の商品なら、原価、梱包、流通費も込みでも卸値は50円程度でしょう。そして販売価格が100円です(利益50円)。ちなみにアメリカでは、ホワイトバンドは1個1ドル(110円)です。
GQ JAPAN 2005年10月号で、ホワイトバンド仕掛け人であり、PR会社の株式会社サニーサイドアップ・次原悦子代表取締役社長のインタビューがのっていて、かなりのウラ事情を話しているので、興味のある人は見てみるといいと思う。この会社が、製造、流通などで利益を出して儲けてるみたいね。ほんとにかなりやり手の女社長さんですねえ。http://
ところで、下記サイトで英国のホワイトバンド運動を紹介してますが、ビジネスライクな日本とは大違いです。貧困をビジネスにした日本の主催者には怒りを感じます。http://
ホワイトバンドを買って、中国の製造工場や流通業者、販売店、左翼市民団体を儲けさすなら、直接国連のユニセフなどに寄付した方がよっぽど良いと思うけどね。
左翼団体はホワイトバンドを広めて活動資金を増やす時間があるのなら、国連のユニセフへ募金する運動に力を出すべきでは?これこそ無償のボランティアです。ただし、この場合はお金はすべて国連のユニセフに直接行ってしまうので、団体の活動資金は増えませんが。
ユニセフ・インターネット募金
http://
また、ホワイトバンドと同じような形態の援助活動、つまり間接援助が大きく、また「貧困サイクルからの脱出」についても説明していて、そして、募金額はそのまま活動に使われるユネスコの世界寺小屋活動の方が、営利目的の株式会社
主催の日本のホワイトバンド運動よりよっぽど良いです。
ユネスコ世界寺小屋活動
http://
困ったときには