私達は、不幸な動物を減らす為、飼い主のいないホームレス猫を捕獲して不妊手術を施し、また生まれてしまった子猫・子犬に対しては、健康管理後、里親を探す活動を主に行っているボランティア団体です。
他には、社会貢献の一貫として老人福祉施設の慰問や、自然環境保護の為の活動を積極的に行っています。
物言えぬ動物の命が相手の、一分一秒を争う活動の為、毎日数多くの一般市民の方々からの”助けて”の声が届き、たくさんの小さな命を救うため、走り回っております。
その中行政へは、動物排除の声ばかりが要望として届く為、税金を使って、終わりのない、物言わぬ動物の殺処分が永遠と行われています。
私は、 このアンバランスが様々な悲しい結果を生んでいる様に思います。動物病院・ペットショップ・フード会社・ブリーダー等、動物の命がある事により利益を上げたくさんの税金を納めている企業がある一方、人の都合でいらなくなった動物や傷ついた動物を何の努力もなくただ、”殺処分”のみに税金を使っているのが現状です。
これでは、余りにも理不尽であり、すべての権利を手中にした、動物の頂点に君臨する力ある人間のする事では、ないと思います。保護動物に法律で指定されている不幸な動物を救う為・守る為に手を差し伸べる事は、人間である我々の当然の義務だと思います。
敷き詰められたコンクリートの砂漠の中で、凶暴な事件が多発するストレス社会に暮らす私達人間にとって、疲れを取ってくれたり、心を癒してくれたり、もの言わぬ動物は、大活躍してくれています。
できるだけ殺処分をなくし、共に生きる仲間として共存していく事こそ、子供達にまた子孫に”命の大切さを教え、人が人を大切にし、思いやる”という事に繋がると私は信じています。
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