なっつみーこと松原夏海ちゃんを応援しましょ〜
松原 夏海(まつばら なつみ、1990年6月19日 - )は、秋元康 の完全プロデュースで2005年に誕生した女性アイドルグループ、AKB48、チームKの一員。第二期AKB48追加メンバーオーディションで11,892名の中から選ばれた17名のうちの1人。愛称は「なっつみぃ」で、メンバーからは「なっちゃん」とも呼ばれている。福岡県出身。ふたご座。5人兄弟の3番目。2006年4月1日からAKB48劇場の公演に出演している。
劇場でのエピソード
2006年10月16日公演において、体調不良のため全14曲中の7曲目、「ふしだらな夏」から途中欠場する事態となった。事を重く見た劇場側は、公演中にもかかわらず、大事をとって本人をすぐに帰宅させた。途中欠場は多くの観客を心配させたが、翌日の公演では元気な姿をステージに現しファンを安心させた。
2006年12月1日公演において、松原夏海が影ナレ(公演開始前の注意事項などのアナウンス)を務めたが、最後に自分の名前を名乗っただけで、無音状態となった。通常であれば、名前を名乗った後、これから始まる公演に向けて、決意表明を語るのが慣習となっているため、観客の間から、「どうしたのだろう」という声が口々にあがった。約30秒後、マイクのスイッチが入り、松原夏海はマイクのスイッチが切れてしまったことを詫び、公演に向けての決意表明をした。
2007年2月9日の公演で松原夏海は、「クリスマスがいっぱい」「シアター・パイレーツ」「花と散れ!」「Team K 2nd メドレー」の4曲において、途中欠場した。予告なしの突然の欠場は多くの松原夏海ファンを心配させた。劇場係員によると、欠場理由は「体調不良」とのことである。
髪形
松原夏海は髪形をよく変えることで有名である。2006年4月1日の劇場デビューで初披露した「耳だしストレートヘアー」はもっとも長く使われた髪形。しかし、2006年9月7日公演において観客の1人から「夏海、積極的に行け」とかけ声をかけられたことがきっかけとなり、その2日後の公演で「積極的に行くために髪形だけでも変えてみました」とアップの髪形で登場した。それ以来、十数回にわたり、様々な髪形でステージに登場している。以下、髪形のバリエーション。
耳出しストレート(デビュー時の髪形)
アップ(「積極的に行け」コール後の髪形)
耳隠しストレート
ツインテール
耳だしストレート&後ろ髪カール
ツインテール&後ろ髪カール
ファンキー(右サイドへのアップ)
トピックス
くるくるぱーアイテム
3rd公演「脳内パラダイス」の楽曲「くるくるぱー」において、メンバーが右手に様々なアイテムを持って歌うことが話題になった。2006年12月17日の初日公演において、松原夏海は「お玉」を持って登場した。その後、使用されたアイテムは以下のとおり。
お玉
ハンガー
だるま(手のひらよりも一回り大きい赤いだるま。片手では握れないため、だるまの背中にバンドがついており、そこへ親指以外の4本の指を差し込んで手に付けている)
こま(側面は黒、上部は赤)
白いマイク
定規(透明のプラスチック製。長さは約30センチ)
白いスリッパ
商売繁盛のちょうちん
白い手袋(初回は手袋を右手にはめた状態で登場したが、2回目以降は手袋を右手にもって登場している)
ピンク色のはたき
青いバドミントンのラケット
くつべら
高田彩奈の特大缶バッチ
私物の携帯電話(DoCoMo・SH903i・ルビーレッド)
組分け(ばら組へ)
2006年11月3日〜4日に日本青年館で行なわれたAKB48のファーストコンサート「会いたかった〜柱はないぜ!〜」の最終公演にて現行のチームAとチームKをミックスして、2007年度から、「ばら組」「ゆり組」の2つへ組分けすることが発表された。松原夏海は「ばら組」への所属となる。
メジャーデビュー
AKB48は「会いたかった」でデフスターレコードから2006年10月25日にメジャーデビューしたが、その選抜メンバーとしてチームAとチームK、総勢36名の中から20名の1人に選ばれた。
会いたかった」CD発売前日サプライズ
2006年10月24日は「会いたかった」CDの発売日前日。前日にもかかわらず、発売記念として公演終了後に握手会が開催された。劇場入口に数名のメンバーが並び、長い行列を作った観客たちはそのメンバー全員と握手をすることができた。当初、松原夏海はその数名の中にいたが、まもなく楽屋へ姿を消した。長い行列に並びながら、松原夏海との握手を楽しみにしていた多くのファンから落胆の言葉が発せられたが、まもなく学生服に着替えた松原夏海が再登場。行列の後半に並んでいたファンたちは無事、松原夏海と握手をすることができた。握手会では控え目なイメージは全く見せず、終始笑顔でファンからの握手に応じていた。
花やしき遊園地ツアー
2006年7月23日にスカひらA賞[1]の「花やしき遊園地ツアー」が開催された。出発前に参加客は15時に劇場へ集合。そして、メンバー全員(川崎希は体調不良で休み)がそれぞれオリジナルの具が入ったおにぎりをその場で握って参加者へ振舞った。松原夏海の具はこんぶ。その後、8台のバスに分乗。各車両にはメンバーが4〜5名ずつ乗り込み、花やしきへと移動した。メンバーは全員浴衣姿である。メンバーが乗るバスはビンゴ抽選で決定され、松原夏海は3号車(同乗者は、前田敦子、峯岸みなみ、宮澤佐江の3名)。参加客は劇場に入る際、バスの号車が書かれた整理券をもらいその番号にしたがって分乗した。花やしきではいくつかのグループに分かれて行動し、松原夏海は大島麻衣、河西智美と一緒に乗り物ツアーを行ない、それぞれのファンが一緒について回った。射的、大将(バトルレーシングカートゲーム)、メリーゴーランド、カーニバル(傾斜角12度のステージの上で回転する2人乗りマシン)などの乗り物に乗ったが、途中で雨が降ってきたため、乗り物ツアーは中止となった。その後、花やしき内のステージでメンバーが一人ずつ前に出て撮影会が行なわれ、ツアーは終了した。
出演
テレビ
カルチャーSHOwQ21世紀テレビ検定 (2007年4月30日放送、テレビ神奈川・千葉テレビ・テレビ埼玉・KBS京都・三重テレビ放送・サンテレビ)
リンカーン(2007年6月12日放送、TBS)
AKB48〜48minutes〜 SPECIAL(2007年4月15日放送、MUSIC ON! TV)
AKB48〜48minutes〜(2007年2月4日放送、MUSIC ON! TV)
めざましテレビ (2006年12月28日放送、フジテレビ)
ニュースバード(2006年12月27日放送、TBS)
音楽戦士 MUSIC FIGHTER (2006年11月3日放送、日本テレビ)
POP JAM (2006年11月3日放送、NHK)
AKB48物語〜今を生きる少女たち。36色の夢に向かって〜(2006年10月22日〜2006年10月29日放送、千葉テレビ、テレビ埼玉他、全9放送局)
さまぁ〜ずげりらっパ (2006年10月10日放送、メ〜テレ)
ポップジャム (2006年10月6日放送、NHK)
アンテナ22 特別篇〜あなたの知らない秋葉原〜 (2006年9月2日放送、日本テレビ)
メレンゲの気持ち(2006年6月3日放送、日本テレビ)-- テレビ初出演
2006年6月3日にチームKの代表として、大島優子、河西智美と共に、「メレンゲの気持ち」(日本テレビ)に出演した。秋葉原UDXのレストラン街AKIBA ICHIでホンジャマカの石塚英彦へ自分の皿の料理を食べさせてあげるなどのパフォーマンスを行なった。松原夏海がデビューして間もない頃の貴重な映像である。
ラジオ
たまなび (2007年5月18日放送、文化放送)
McDonald's Presents SWEET POP RADIO McFLURRY SPECIAL(2007年5月4日放送、FM福岡)
やまだひさしのラジアンリミテッドDX(2007年3月27日放送、TOKYO FM)
「やまだ式 東京青春バスツアー 卒業スペシャル2007」
出演:松原夏海、大堀恵、川崎希、駒谷仁美
ON8 (2007年1月8日、3月12日放送、4月2日放送、bayFM)
NACK ON TOWN(2006年12月26日放送、NACK5)
ブロードナイト☆ニッポンS(2006年11月25日放送、CBCラジオ)
よんぱちアフター(2006年8月11日放送、8月18日放送、TOKYO FM)
書籍
写真集
AKB48first concert tour photo―春のちょこっとだけ全国ツアー〜まだまだだぜAKB48!〜(2007年05月18日、著者:木村 智哉、東京ニュース通信社)
AKB48 Welcomebook vol.2(2006年6月15日、AKB48劇場グッズ売場限定販売)
雑誌
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2007年04月10日号、講談社)
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2007年03月27日号、講談社)
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2006年12月06日号、講談社)
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2006年10月25日号、講談社)
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2006年08月12日号、講談社)
TOKYO一週間 AKB48虎の巻(2006年08月02日号、講談社)
mono・モノマガジン(2007年2月2日発行・NO.554、ワールドフォトプレス)
B.L.T. (2007年2月号、東京ニュース通信社)
グラビア・ザテレビジョン・月刊ザテレビジョン別冊(2006年12月25日発行、角川書店)
AkibaWalker ‘06(2006年10月20日発行、角川書店)
Roger・ラジャー(2006年8月号増刊、ゴマブックス)
Roger・ラジャー(2006年5月号増刊、ゴマブックス)
ディスコグラフィ
CD
会いたかった(2006年10月25日)
作詞:秋元康 作曲: BOUNCEBACK 編曲:田口智則・稲留春雄
TBS「ランク王国」テーマソング
C/W「だけど…」
BINGO!(2007年7月18日)
作詞:秋元康 作曲:成瀬英樹 編曲:大内哲也
C/W「Only today」
アルバム
チームK 1st Stage「PARTYが始まるよ」(2007年3月7日)
チームK 2nd Stage「青春ガールズ」(2007年3月7日)
チームK 3rd Stage「脳内パラダイス」(2007年3月7日)
DVD
コンサート
ファーストコンサート「会いたかった〜柱はないぜ!〜」in 日本青年館 ノーマルバージョン(2007年1月31日発売、6,090円)
ファーストコンサート「会いたかった〜柱はないぜ!〜」in 日本青年館 シャッフルバージョン(2007年1月31日発売、6,090円)
劇場ライブ
スターターキット「今からでも間に合うAKB48!!」【完全生産限定BOX】(2007年3月21日)
チームK 1st Stage「PARTYが始まるよ」(2007年3月21日)
チームK 2nd Stage「青春ガールズ」(2007年3月21日)
参加ユニット曲
AKB48劇場での公演は、各Stageとも14曲前後の楽曲で構成されているが、全員参加型の楽曲と少人数のユニットによる楽曲がある。以下、松原夏海が参加しているユニット。
1st Stage 「PARTYが始まるよ」公演
クラスメイト
2nd Stage 「青春ガールズ」公演
雨の動物園
ふしだらな夏
3rd Stage 「脳内パラダイス」公演
くるくるぱー
ひまわり組1st Stage 「僕の太陽」公演
向日葵
※野呂佳代のスタンバイ
ひまわり組2nd Stage 「夢を死なせるわけにいかない」公演
記憶のジレンマ
※野呂佳代のスタンバイ ※全員参加曲は除く
コンサート
AKB48 ファーストコンサート「会いたかった 〜柱はないぜ!〜」
2006年11月3日と4日の2日間、AKB48のファーストコンサートが日本青年館で開催された。全3回の公演では、通常のオリジナルバージョンに加えて、シャッフルバージョンが披露された。シャッフルバージョンとは通常、AKB48劇場で行なっている公演とは異なるメンバーで構成されたバージョン。通常の公演では見ることのできないシャッフルバージョンは多くのファンの間で話題となった。コンサートでは両バージョンとも、アンコール4曲を含め、全25曲が披露された。松原夏海はそのうちの13曲に登場した。少数人数で構成されたユニット曲での登場は以下のとおり。シャッフルバージョンでの「渚のCHERRY」では、峯岸みなみのパートを演じた。はじめて踊る曲だったにもかかわらず、その完璧な振り付けがファンの間で話題になった。
オリジナルバージョン(ユニット曲)
雨の動物園
シャッフルバージョン(ユニット曲)
渚のCHERRY
※全員参加およびチーム全員参加曲は除く
AKB48 春のちょっとだけ全国ツアー 〜まだまだだぜAKB48!〜
2007年3月10日から4月1日にかけて、AKB48初の全国ツアーが開催された。東京を皮切りに愛知、福岡、大阪の全4会場7公演。コンサートではアンコール8曲を含め、全29曲が披露された。松原夏海はそのうちの15曲に登場した。少数人ユニットでの参加曲は以下のとおり。
少人数ユニット
くるくるぱー
※全員参加およびチーム全員参加曲は除く
関連項目
福岡県出身の人物一覧
AKB48
AKB48劇場
脚注
^ 2006年6月7日に発売された「スカート、ひらり」初回版の特典として、CDケースに封入されていた当たりチケット。当たりは300名。
困ったときには