1970年代、オンボロのVWワーゲンで、
苦労してカセットテープに繋いだAORをカーステで聴きながら
海沿いの国道を走るのが楽しくてしょうがなかった
まるで当時の『POPEYE』のコピーみたいですが、
本当にそんな時代だったんです。
現在は都内でやはり音楽関係に携わっておりますが
当時、僕の地元から神戸の須磨海岸(ビーチ・ボーイズの歌った
スナハマです)に続く国道沿いに、
まるでウエストコースとみたいな、レストラン
『ウエザーリポート』があり、アメリカ好きな
少年少女達(ポパイやオリーブ達)やサーファーが集まったものです。
東京には東名乗り口付近に、やはりアメリカを感じられた
素敵なレストラン『YESTERDAY』がありましたよネ
そこにはいつもAORが溢れていたんです
AORは青春が甘く切なくてダサイ時代の空気感がいっぱい詰まって
いる音楽なのです
夏VWワーゲンにクラーがなく蒸し風呂のような車内でしたが
夕方から三角窓からの涼風の中で聴くBoz ScaggsやDOOBIE BROTHERSは
それはもう僕らを最高の気分にさせてくれました
当時のオーディオは今思えば、かなり高級な
システムだったと思います
ウオークマンの登場に感動したのもこの頃でした
まだみなさんの実家なんかに名機が眠ってはいませんか?
いつの間にか、i-POD時代…便利になったものです。
でも、何か違うのです
当時のクリスタルなサウンドをレコード・ノイズと一緒で聴きたいのです
でないと、なんか違うのですヨ
2003年、32年ぶりのTOTOとBoz Scaggsの来日公演で
盛り上がりをみせていますが、
是非もう一度レコード盤でTOTOとBoz Scaggsを聴きませんか
レコードで聴いたことのない人は絶対お薦めします。
現代は殆どがデータ時代、CDはデータのメディアです。
アナログ・レコードは楽器のように盤面そのものに
音楽と想い出がいっぱい刻み込まれている貴重な
音楽文化の歴史そのものなんですよね
みなさんで1970年代〜80年代の
AORなスイートな想い出や、
AORのアーティストについて、オーディオについて、
ジャケットの魅力、名盤、お薦め盤と、
誰でもが参加してAORやアナログ盤、憧れだったアメリカを
語り合えるコミュニティーになればと、
『紙ジャケ時代』AORをレコードで聴く会』を発足いたしました。
もちろん若い世代のリスナーにも参加して欲しいと思います。
是非みなさんのご参加をお待ちしております。
2008年3月5日発足 IVY
メンバーの参加コミュニティ
困ったときには