バーボン、ヘヴン・ヒルを愛する人のためのコミュニティです。
ヘヴン・ヒルという名の由来は、1889年に同社に土地を売った農場主ウィリアム・ヘヴンヒルの名にちなんでいます。本来は「ヘヴンヒル」と続いていた名前が、「ヘヴン・ヒル」と2語になったのは、単なる印刷ミスによるものだったそうです。
同社が会社組織となり、本格的なバーボン蒸留に乗り出したのは、禁酒法解禁後の1935年以降で、現在では、ウイスキー専門の蒸留業者としてアメリカ最大の規模を誇っています。また、南部や東部に強いブランドで、日本ではむしろ同社製のヘビー・タイプのエヴァン・ウィリアムズのほうがよく知られているようです。
ヘヴン・ヒルは、ビーム家とのかかわりが深く、現在のマスター・ディスティラーもアール・ビームが担当しています。したがって、酵母もビーム家のものを使用し、それをモルトのスイート・マッシュの中で増殖されるさい、腐敗を防ぐためホップを少量入れるとか、発酵槽にイトスギ材を使うといった方法もケンタッキーの伝統的な方式で行われています。
また、ヘヴン・ヒル社はボトラー(瓶詰め業者)向けの樽売りもしており、同社製造の原酒を購入したボトラーたちは、熟成年数やアルコール度数のさまざまなバーボンに仕立て上げ、独自のブランドで販売しています。
ヘヴン・ヒル・ウイスキーの特徴は、バーボンらしい味わいとさっぱりした口当たりながら、モルトの香味が強いところにあります。
引用 http://
困ったときには