Kathleen E. Woodiwiss
1939〜2007・7月6日
長年の闘病の末に亡くなられたことを知ったのは迂闊にもつい先日のことで、たまらなくなってこのコミュを立てました。本当は女性の方が立てた方がよかったんでしょうけれど。
ヒストリカルロマンスというジャンルの創始者であると共にずっとその第一人者であり続けました。
13冊の長編がすべてベストセラーで3600万部。
奇跡的は数字です。
ストーリーテラーとしての巧みさもさることながら、素晴らしいのはその華麗なる文体です。
一歩間違うと冗長な悪文になるところを間一髪で回避し、しかも読者層を考慮して難解でありながら平易な(矛盾しているようですがまさにそうなんです)文体。
ロマンス作家として色眼鏡で見られがちですが、後世まで高く評価されるのではないでしょうか。
The Flame and the Flower (1972)
Wolf and the Dove (1974)
Shanna (1977)
Ashes in the Wind (1980)
A Rose in Winter (1983)
Come Love a Stranger (1985)
So Worthy My Love (1989)
Forever in Your Embrace (1992)
Petals on the River (1997)
The Elusive Flame (1998)
A Season Beyond a Kiss (2000)
The Reluctant Suitor (2003)
Everlasting (2007)
トピ立てはご自由にどうぞ