浮き雲
Drifting Clouds
('96/フィンランド/カラー/96分)
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『映画を見終った人が少し幸せになるように』
___アキ・カウリスマキ
イロナはレストランの給仕長。 夫のラウリは市電の運転手。
慎ましながらも幸せな生活を送っていたふたりが、
ある日突然失職の憂き目にあってしまう。
イロナは大手レストラン・チェーンの乗っ取りにあい解雇、
そしてラウリはリストラに。
腕はあるものの、中年にさしかかったふたりの職探しは、
当初の予測より困難と苦渋に満ちたものへと変貌する・・・。
かつての敗者三部作といわれた『パラダイスの夕暮れ』
『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』を彷彿させる、
簡潔でアイロニカルで、そして強靱な、
アキ・ワールドの象徴ともいうべき作品。
主演は、イロナに『マッチ工場の少女』で
不条理なヒロインを演じ、カウリスマキ的世界の構築に
大きく影響を与えたカティ・オウティネン。
ラウリを演じるのはやはりカウリスマキ作品常連のカリ。ヴァーナネン。
(トータル・カウリスマキDVD-BOX説明文より)
UPLINK 特設ページ
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製作/脚本/監督/編集:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
エリヤ・ダンメリ
出演:カティ・オウティネン
カリ・ヴァーナネン
エリナ・サロ
サカリ・クオスマネン
美術:マルック・ペティレ
ユッカ・サルミ
音楽:シェリー・フィッシャー
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カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
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○『浮き雲』は『パラダイスの夕暮れ』の続編的に当たる作品である
(イロナ,メラルティンといった役名キャストは『パラダイス〜』と同じ)
●『浮き雲』は'95年に死去したマッティ・ペロンパーに捧げられた作品
○自宅シーンには彼の幼少期の写真が飾られている
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