「BAKIBAKI模様は絵画ではありません、ただのサインです」
これは作家自身の言葉ではないのだけれど、そう捉える方が本質に近づける気がする。
自己表現の最も単純な形としてサインがある。
契約書の署名から、色紙に書くサイン、あるいは建物の壁などにするタギングまで。
前の2つと違って、3つ目は意図的なログ付けだ。それは動物のマーキングと同じなのかもしれないけれど、
後から振り返った時にまた別の意味を持って来る。
――人類史の足跡ともなり、あるいは未来の人間は何かのメッセージと受け取るかもしれない。
BAKIBAKIというログは、時を超えて何に化けるのだろう。
全国各地を飛び回る作家とともに、至るところに残される。
終わらない金太郎飴のようなシークエンス。
(テキスト:長谷川かわ子)
■BAKIBAKI
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bakibaki@yamaokohei.com
■DOPPEL(BAKIBAKI+MONによるライブペインティングデュオ)
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■ARAHABAKI(BAKIBAKI主宰のプロダクション)
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■欲望鎌足
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■ANCIENT FUTURE
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