〜ウィズ・ユー Digging to China 〜
1997年 アメリカ
ティモシー・ハットン監督
ケヴィン・ベーコン
メアリー・スチュアート・マスターソン
エヴァン・レイチェル・ウッド
キャシー・モリアーティ
マリアン・セルデス
【解説】
知的障害を持つ青年と、複雑な家庭に育った10歳の多感な少女との心の交流を描いたヒューマン・ドラマ。1960年代後半、ペンシルバニア州の小さな田舎町。10歳になるハリエットは家族で経営するモーテルで暮らしている。母はアル中、姉は何人もの男と寝ているふしだらな女。夢の世界に生きる彼女は、本当に自分を理解してくれる場所に行きたいと願っていた。そんなある日、ハリエットは知的障害を持つ青年リッキーと出会い、二人だけが互いを理解し合えると気づく……。
美少女エヴァン・レイチェル・ウッドのデビュー作
母(キャシー・モリアーティ)は離婚してモーテルを経営している。深刻なアル中。
年の離れた姉グウェン(メアリー・スチュアート・マスターソン)はモーテルを実質切り盛りしているが、男癖が悪い。
10歳のハリエット(エヴァン・レイチェル・ウッド)ははやく大人になって家を出ることばかりを考えていた。
でも、彼女の行動は周りから見ると突飛なことばかり。
ウサギ穴にもぐったり、中国まで穴を掘ろうとしたり。
原題の「Digging to China」はここからきているようです。
ある日モーテルに知的障害を持つリッキー(ケヴィン・ベーコン)と癌に冒された母親が逗留しました。
ハリエットはリッキーに興味を持ち、二人は心を開いて行きます。
リッキーはガンで余命幾ばくもない母親から離れて、施設に入る途中だったのです。
車の修理が終わり、施設に入る日が近づいてきたある日のこと、リッキーは「施設に行きたくない」と飛び出しました…。
おませな少女と無垢な青年の心の交流を描いたドラマです。
困ったときには