コミュニティ『療法としての催眠』にようこそ。
管理人ina(稲垣勝巳)は、催眠に関してこのコミュニティとは別に
『前世療法の探究』『能力開発としての催眠』(コミュニティリンクにあり) も管理していますが、これは科学的研究の枠外に置かれている、催眠の霊的側面の探究をコンセプトにしているものと、催眠の教育的側面の探究をコンセプトにしているものです。催眠の「療法としての側面」「教育としての側面」「霊的側面」の3つの側面の探究を催眠研究の3部作として展開していきたいと考えています。関心のある方はどうぞこちらも併せてのぞいてみてください。
現在、「稲垣勝巳メンタルヘルス研究室」を主宰し、臨床催眠活動に従事しています。http://
さて、このコミュニティは、以下のようなコンセプトに基づいています。
催眠について初心者の方を対象に、催眠学の明らかにしてきた催眠の科学的考察、および催眠現象の特質を利用した「催眠療法」の理論と実践について、分かりやすく体系的に説明すること。それによって催眠に対する誤解・偏見を解き、催眠現象・催眠療法への正当な評価をしていただくこと。そのために、読者からの催眠・催眠療法への質問・疑問には誠実に回答すること。
催眠を冠したコミュニティはかなりの数にのぼります。しかし、催眠現象・催眠療法について、現代催眠学に基づいて体系的に述べてあるものは、管見するかぎり見当たりません。
そうした意味で、このコミュニティの存在意義があると考えています。
したがって、「催眠・催眠療法入門」といった位置づけで読んでいただくことを願っています。このコミュニティを一冊の本に例えるなら、このトップページは「前書き」、各トピックは「目次とその内容」ととらえてください。
そして、本と異なるmixi の良さ・強みは、カキコミを通じて執筆者と読者の即時的コミュニケーションが容易にできることだと考えています。
ここで管理人inaの催眠研究歴をご紹介します。
私は元公立小中学校教員として、30年余りにわたって「教育催眠」の研究実践に携わってきました。これまでに2500名余の小中学生への催眠面接(療法)を実施しています。一方、大人(同僚・保護者等)を対象とする催眠面接にも携わるようになり、大人への実績も多く積み上げてきました。
そうした過程で、リストカットが止まらない女性への窮余の策として「前世療法」にも取り組むようになりました。そうした実践の中で、天明3年の浅間山大噴火の人柱として、吾妻川の大洪水で16歳で死んだという「タエの事例」に遭遇しました。クライエントの知り得るはずのない、語られた詳細な内容を検証した結果、史実との食い違いが認められないという結論に至りました。
そこで、生まれ変わり仮説を支持する「タエの事例」と教育催眠の実績をまとめて、2006年5月に春秋社より教育催眠・催眠療法の研究書『前世療法の探究』を出版することになりました。
これが共同通信社のインタビュー新聞記事となり、さらにはフジTV番組「アンビリバボー」の注目するところにもなり、2006,10,12放映「アンビリバボー前世スペシャル」の「タエの事例」で出演を果たしました。
以上が、私の催眠研究歴の概要です。
私は、『前世療法の探究』出版とアンビリ出演で、前世療法の研究実践者として一般の方への知名度が高まりましたが、本来は教育者であり、アカデミックな催眠学派に連なる「教育催眠」の研究実践者です。
日本の催眠学の泰斗、成瀬悟策医博(九州大名誉教授)が生みの親である「日本教育催眠学会」の理事、および研修委員を務めております。
また、成瀬悟策医博(九州大学名誉教授)によるスーパーバイズ・推挙により、教育催眠研究の実績を認められ「学校心理士」の資格を取得しています。
教育現場で、教師として「教育催眠」の実践研究を続けることは、保護者・教委等の催眠への無理解・誤解・偏見とのたたかいを余儀なくさせられます。誇張ではなく、教師生命を賭ける覚悟が必要でした。教育実践への催眠適用による優れた成果をいかに提示しても、催眠への誤解・偏見が、どれほど根強いものであるかを身をもって体験してきました。
このコミュニティの立ち上げ動機の一つが、催眠への正当な評価をいただくことを掲げているのも、そうした厳しい体験に晒され続けてきた私の使命だと考えているからです。
なお、2008年4月からは、名古屋栄テレビ塔西50m「さかえクリニック」を活動拠点にして、ヒプノセミナー・ヒプノスクールを展開しています。詳しくは下記HPをご覧ください。
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困ったときには