マーク・"sparky"・ヒューズ

ログインして参加する

詳細 2012年9月14日 01:08更新: フルネームレスリー・マーク・ヒューズ
　国籍ウェールズ
　生年月日 1963年11月1日
　出身地レグザム
　ポジションＦＷ・ＭＦ
　身長・体重 178cm・75kg
　個人タイトルなし
　ワールド杯なし
所属クラブ
1983-86 マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
1986-87 バルセロナ（スペイン）
1987-88 バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）
1988-95 マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
1995-98 チェルシー（イングランド）
1998-00 サウサンプトン（イングランド）
2000-01 エバートン（イングランド）
2000-02 ブラックバーン・ローヴァーズ（イングランド）

「スパーキー」の愛称で知られ。素晴らしいシュート、確実なポストプレー、そして、怪我をも恐れぬ旺盛なファイティングスピリットによって６０年代以降低迷したマンチェスター・ユナイテッド復活の原動力となって活躍したスタープレーヤーの１人である。

１４才でマンチェスター・Ｕの育成機関に入ったマーク・ヒューズは１９８３年１０月、国内カップ戦にてトップデビュー、同年１月２１日、サウサンプトン戦にてリーグデビューを果たす。翌シーズンよりレギュラーとして活躍し１６得点を挙げた事が評価されＰＦＡ（プロ選手協会）の選出する最優秀新人賞を獲得、８４／８５シーズンにはヒューズ自身初タイトルとなるＦＡカップ優勝を飾った。その後渡ったスペイン、ドイツでは本来の能力を発揮出来なかったが１９８８年より再びマンチェスター・Ｕへ復帰すると、このシーズンのＰＦＡ最優秀選手に選出される活躍を見せ改めて能力の高さを証明する。８９／９０シーズンのＦＡカップ優勝に始まり、自身２度目のＰＦＡ最優秀選手選出の要因となった９０／９１シーズンのカップウィナーズカップ制覇、更に９１／９２シーズンのリーグカップ優勝と強豪復活の原動力となり９２／９３シーズンには実に２６年振りのリーグ優勝に大きな役割を果たしたのである。翌シーズンにもリーグ連覇を果たしキャリアのピークを迎えたが９４／９５シーズン終了後ファーガソン監督によって断行されたチーム若返りのための主力放出によってインス、カンチェルスキス等と共に愛するチームを去る事となる。しかし、他チームへ移ってもその能力に陰りは見せず、チェルシーではＦＡカップ、リーグカップ、カップウィナーズカップのタイトルに貢献しチームを強豪に押し上げる原動力となって活躍、また１９９７年には現役の選手としては異例ながら女王からＭＢＥ（大英勲章）も授かった。その後豊富な経験を活かしＭＦへポジションを下げ、キャリアの最後となった０１／０２シーズンにはブラックバーンのリーグカップ優勝に貢献し有終の美を飾った。

ウェールズ代表としても１９８４年５月２日イングランド戦でのデビュー以来エースとして君臨し現役キャリアの終盤は監督兼プレーヤーとして活躍、通算７２試合１６得点で引退後も代表監督として手腕を発揮し欧州選手権予選ではイタリアを敗るなど躍進の原動力となった。