ニューヨーク不動産投資研究会

ログインして参加する

詳細 2019年4月13日 11:19更新: ＊＊＊トピック一覧はこの一番下にあります＊＊＊

２００７年１１月２４日　　　

ニューヨーク不動産投資研究会 - ビッグアップルズ　　　

初めまして。ＬＵＫＥと申します。
在米２５年、ニューヨークには２２年在住の不動産エージェントです。
このコミュニティでは私と私が所属するリアル・エステート・オフィスの宣伝をさせて頂くと共に、ニューヨーク不動産事情の紹介、また皆さんの質問に答えていければと思っています。「こんな事が知りたい」と思われる方はどんどん書き込んで下さい。

現在のニューヨークには２つの市場が存在します。

一つはセレブな市場です。高級コンドミニアムの建築ラッシュはあいかわらずの活況です。ここ数年の特徴としてデザイナーの名前を前面に出したファッショナブル・ビルの台頭が目立ちますが、これらのビルが全て良い物件とは限りません。特にプリセールでの購入が多いこの頃のニューヨークでは、デベロッパーのこれまでのプロジェクト履歴、またファイナンスの状況、部屋数とアメニティ費用の比率等、購入前の調査が重要です。しかし、これらの事をクリアすれば＄１．２Ｍでプリセール購入した物件を完成直後に＄１．５Ｍで売却し、必要経費と税金を差し引き、短期間に１５００万円ほどの利益を得ることも可能です。ちなみにマンハッタン区の高級コンドミニアムは９０％がプリセールで購入されていきます。現在もこの状況は変わらず、開発の進むハーレム地区で多少価格の下落があったもののマンハッタン地区での物件価格は健在です。ドル全面安の状況もあり、ヨーロッパや中国、インドといった海外からのインベスターがこの市場を支えています。もし貴方が資金的に余裕があり、ニューヨークに一軒所有したいとお考えの方は御連絡下さい。また今後予想される急激な円高傾向は、これまで億単位の価格ということで尻込みしていた日本の方達の状況を後押しするものと考えています。

もう一つはサブプライム問題としてのフォークロージャー物件です。ニューヨーク市５区のうち、クイーンズ区とスタッテン・アイランド区でフォークロージャー物件が急増しています。これよりブルックリン地区、ブロンクス地区でのフォークロージャーが一気に増える予定です。しかし私が裁判所で行われるバンク所有物件（ＲＥＯ）の競売に行っても、アプセット・プライスがイクイティいっぱいに設定されており、結果全く落札されていません。これはすなわち少なくともこのニューヨーク・シティ・エリアに於いてはバンクは未だモティベートされていないことを示しています。他州・他地区から見ればまだまだ抵当物件数が少ないというのも理由でしょう。しかしこの状況はここ数ヶ月で劇的に変わると思われます。バンクはこれより身を切って売りに出ます。これを狙うには来るその時に備える必要があります。問題はバンクが個別の抵当物件に於いて個人投資家と協議をするかという点です。バンクはバルク・セールを望んでいる為、一軒一軒での交渉を嫌います。

私は全米５００カ所のオフィスを抱えるアメリカ系リアル・エステート・カンパニーに所属しています。場所はマンハッタンの中心にありますが、こぢんまりした所帯でクライアントへのサービスを一番に考える事をモットーにしたオフィスです。オフィスのオーナーは女性でありますが、この業界のアメリカ人女性としては珍しいほど暖かい人柄で私も楽しく仕事をしています。彼女は元ニューヨーク州の破産弁護士というめずらしい経歴をもったリアルター（２０年選手）であり、その関係でニューヨーク州ドミトリー・オーソリティーの進める「精神薄弱者の社会復帰を促す為の家作りプロジェクト」の中心人物でもあります。これより私もそのプロジェクトの為にニューヨーク市内に１０件以上のフォークロジャー物件を探すことで、各銀行からのフォークロジャー物件リストを中心に調べていくことになっています。

この様に日系不動産会社とは、ひと味もふた味も違うバックグラウンドを他のインベスターの方達と共有できればと思っております。ぜひ来るべき格安のニューヨーク抵当物件の市場にインベストしてみようとお考えの方は御連絡下さい。

lukekosugi@verizon.net

キーワード

不動産　不動産投資　アメリカ不動産　アメリカ不動産投資　ニューヨーク不動産　ニューヨーク不動産投資　海外不動産　海外不動産投資　ニューヨークでの住居購入　ニューヨークのコンドミニアム　ニューヨークのアパート　モーゲージ　エージェント　ブローカー　ロバート・キヨサキ　ドナルド・トランプ