鴨居 玲
孤独のなかに命を懸けて絵を描いた人
* 1946年 金沢市立金沢美術工芸専門学校 (現在の金沢美術工芸大学)に入学。宮本三郎に師事する。
* 1950年 二紀会同人に推挙される。
* 1952年 芦屋・田中千代服装学園の講師となる。
* 1959年 渡仏 (1958年という説もある)。
* 1961年 帰国。二紀会を退会する。
* 1964年 創作に行き詰まり、南米、パリ、ローマを渡り歩く。
* 1965年 帰国。
* 1967年 二紀会同人に推挙される。
* 1968年 初の個展。この時、下着デザイナーの姉・鴨居羊子を通じて知り合った小説家・司馬遼太郎と親交をもつ。
* 1969年 昭和会賞と安井賞を受賞。
* 1971年 スペイン・ラ・マンチャのバルデペーニャス村にアトリエを構え、制作に没頭 (〜74年)。
* 1984年 金沢美術工芸大学の非常勤講師として講義。
* 1985年 神戸市の自宅で排ガスにより自殺。心臓の病気と、創作に行き詰まり (この時期は自画像をひたすら描いている)、たびたび自殺未遂を繰り返した末の死であった。享年57。
画中のサインは初期にはRei Kamoiであったが、1971年頃から、Rey Camoyに改めている
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