Sheila Vance(シーラ・ヴァンス)
<Sama Eyewear>最高経営責任者にして<Sam Vance>基金創設者
アイウェアに"ファッション"の概念を提唱した、現在のアイウェア業界の重要人物の1人。
1997年にSama Eyewearを設立し、斬新なアイウェアのコレクションを次々と発表すると共に、ファッション・エチケットや、ファッションの目的に応じたアイウェアの紹介もする、トップデザイナーにして、同社の最高経営責任者。
現在、基本ラインのSama Eyewearのほか、男性のためにデザインされたKenta、最新技術を駆使したGO and Line3、ファッションの観点から麻薬中毒、アルコール依存症からの更正サポートするTHE VISIONNARES を展開。また、ブティックを、ミラノ、アムステルダム、ハリウッド、ビバリーヒルズ(2005年7月オープン)、セントルイス(2005年6月オープン)に展開している。
優美さとファッション性、テクノロジーを兼ね備えたアイウェアを「ターミネーター」のアーノルド・シュワルツネガーへ提供したことを皮切りにハリウッドでの注目を集め、「ディボース・ショウ」のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、「めぐりあう時間たち」のメリル・ストリープ、「ステップフォード・ワイフ」のニコール・キッドマン、「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモーロー」のジュード・ロウなどが作中で使用したアイウェアをデザイン。
既に公開された「ダ・ヴィンチ・コード」(主演:トム・ハンクス)、「マイアミ・バイス」(主演:コリン・ファレル)でのデザインも手がけた。また、第73回アカデミー賞では、ハリー・ウィンストンの要望により候補者へのアイウェアを制作し、サンドラ・ブロック、キャサリン・ゼタ・ジョーンズを始めとするセレブリティの目元を彩った。
2005年秋冬コレクションでは、著名なジュエリーデザイナーLoree Rodkinとパートナーを組んだアイウェア・コレクション「Loree Rodkin Eyewear by Sama」を発表。同年3月にミラノで開催したショウも好評を得た。
さらに、ニューヨークコレクションで活躍中のBadgley Mischkaとライセンス契約を結び、同ブランド初のアイウェア・コレクションにも着手する。
尚、一人息子のサムを薬物で失った彼女は、この悲劇を繰り返さないよう、息子の死の数ヶ月後、薬物依存と戦う若者を支援するために、息子の名前を冠したサム・ヴァンス基金を設立した。
Sama Eyewearの収益の一部は、同基金に寄付されている。
<オフィシャルサイト>http://