ジョン・フリン John Flynn 1931〜2007
アメリカの映画監督。
ロバート・ワイズ監督の「ウェストサイド物語」で
スクリプターを務めた後、
1968年にロッド・スタイガー主演の
「The Sergeant」で初監督。
1972年「愛と死のエルサレム」で注目される。
翌73年、「組織」を監督。
ロバート・デュバル、ジョー・ドン・ベイカーの二人が
組織に復讐する壮絶なバイオレンス・アクションは、
硬派の男性アクションという彼の作風を決定付け、
ロバート・ライアン最晩年の傑作ともなった。
そして1977年、「ローリング・サンダー」を監督。
ベトナム帰還兵という社会的テーマを据えつつ、
やはり主役のウィリアム・ディベインが
トミー・リー・ジョーンズの助けを借りて復讐を遂げる
バイオレンス作品となり、
彼の作品の中でも最もメジャーな作品となった。
1979年、ジャン・マイケル・ビンセント主演で
「摩天楼ブルース」を制作。
80年代は寡作の傾向に拍車が掛かるも、
1987年、ラリー・コーエンの好脚本を得て
「殺しのベストセラー」を監督。
ここでもジェームス・ウッズとブライアン・デネヒーという
二人を組ませた男性アクションとなり、
ガン・アクションのキレに衰えのないことを示した。
その後、スタローン主演の「ロックアップ」、
スティーブン・セガール主演の「アウト・フォー・ジャスティス」などを監督。
2007年4月7日に逝去。
権力、暴力、陰謀に、男たちが体を張って立ち向かう
アクション映画を撮らせれば天下一だった
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