フリーエージェント達のコミュニケーションのための場の創設
全米では3300万人(アメリカの労働人口の4人に1人)が、「フリーエージェント」という働き方を選択しているという。フリーエージェントとは、組織に雇われない働き方をする人々の呼び名で、フリーランス(個人事業)、臨時社員、ミニ企業家(会社設立)の3種類に分類されている。言い換えると、「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織の庇護を受けることなく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会とつながっているビジネスを築き上げた」人々のことを指している
下に引用するのはベンジャミン・フランクリンが1727年、まだアメリカがイギリスの植民地だった時代に彼が作った勉強会についての記述です:
「独創的な知人をすべて集めて、相互の進歩に資するためのクラブを結成した。私たちはこのクラブをジャントー(秘密結社)と名づけた」と、フランクリンは自伝に書いている。(中略)顔ぶれは、フランクリンをはじめ出版関係者数人、靴職人、家具職人、市井の数学者、測量士、銀細工士、靴修理人、公証人といった面々。全員がフリーエージェントだった。(中略)ジャントーは「互助組織でもあり、友好団体でもあり、学校でもあった」と、フランクリンの伝記作家エズモンド・ライトは書いている。「参加者を突き動かしていたのは、自己改善への欲求であり、自分の利益になると同時に『善なること』をしたいという欲求だった」。
起動ー線より
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『フリーエージェント社会の到来』 ダニエル・ピンク、ダイヤモンド社
『フリーエージェント社会の到来』という本が話題を呼んでいる。著者のダニエル・ピンク氏は、ホワイトハウスでの要職を捨ててフリーに転身した経験の持ち主。アメリカでは、1980年代以降、組織に属さず、「個」を重視した「雇われない生き方」が増えはじめ、今や社会変化をもたらす大きなトレンドになっている。その動きの実態を1年かけて調査し、リポートしたのがこの本。
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