マティアス・ヴェックマン(Matthias Weckmann、1616頃〜74)は、ドイツ17世紀のオルガニスト・作曲家です。
シュッツとヤーコプ・プレトリウスの弟子にしてフローベルガーの友人。主に活躍したのはハンブルク。作風は(時に均整を書く程に)独創性に富み、特にトッカータの(シューマンを彷彿とさせる)しつこさは、くさやの干物のように、一度ハマってしまうと抜け出せないアクの強さです。
フローベルガーはレコードが擦り切れる位聴いて、今や新しい刺激に飢えているそこの貴男、バッハやブクステフーデも良いんだけど、ちょっと完璧過ぎて窮屈なのよねぇ、と常々思っている、そこの貴女、
ヴェックマンが貴方を待ってます。
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