もはや「西」という狭い範疇で括れない存在となってしまったSnoop Doggが8作目のコンセプトにぶち上げたのはウェッサイ・ファン感涙の「原点回帰」だった。しかし、実際にはアートワークも例のスヌープ犬から今風のアー写に変更され、ゲスト陣も豪華絢爛(Stevie Wonderまで参加!)。タイトル通り「レッドカーペット」以上の「ブルーカーペット」を歩くSnoopの現在のステータスを誇示した作品となった。だからと言って近年のSnoopがとってきた軟弱(?)路線ではなく、想像以上に硬派な仕上りとなっており、西復権の旗手としてのメンツを保ったとも言える。特にFrequencyが手がけた"Think About It"、"Nate Doggとの抜群の相性を見せ付ける"Crazy"、今年のネプ・ワークスの中では上位に入る"Vato"、ハイフィーにも色気を出した"Candy"といった前半部分と、後半ではD'Agnelo参加が大きな話題となったDr Dre作の"Imagine"など素晴らしい。贅肉を削ぎ落とし曲を厳選していたらと思ったファンも多いのではないだろうか。 http://
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ジャンル: ダンス&ソウル
フォーマット: CD
組み枚数: 1
発売日: 2008年03月11日
カタログNo: B001083502
レーベル: Geffen
発売国: USA
Snoop Doggのニューアルバム、遂に完成!『Tha Blue Carpet Treatment』からわずか1年足らずという驚きのスピードでリリースされる新作は、独りよがり”(=なりあがり?)とタイトル。レッド・カーペットを遥かに越えたブルー・カーペット・レベルに到達したスヌープのファンクネス・グルーヴはどこまでいくのか?Snoopが敬愛してやまないZappの故Roger Troutman、Prince & Vanity 6、そして故Rick Jamesに捧げたかのようなファンク愛たっぷりなPVが話題のShawty Reddプロデュース「Sexual Eruption(Sensual Seduction)」他、Snoopが今回もやりたい放題!ゲストにはベイエリアからベテランToo $hortと人気者Mistah F.A.B.をフィーチャー。さらに天才Raphael Saadiq(Tony Toni Tone)や毎度お馴染みアンクル・チャーリーことCharlie Wilsonをフィーチャー。またプロデューサーとしてNottz、Rick Rock、Polow Da Don、Neptunes、 DJ Quik、そしてあのTeddy Rileyが参加。
我らがSnoop Doggがメジャーでは9枚目となるニューアルバム『Ego Trippin』をリリースします!!
昨年マイスペでいきなり発表されたリード・シングル「Sensual Seduction」(Sexual Eruption)に思わず鼻穴をおっぴろげたのも束の間、プロモーションビデオでさらに興奮しまくったのは当方だけじゃないでしょう。
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また、アルバム 『Ego Trippin』のゲストにはベイエリアからベテランToo $hortと人気者Mistah F.A.B.をフィーチャー。さらに天才Raphael Saadiq(Tony Toni Tone)や毎度お馴染みのアンクル・チャーリーことCharlie Wilsonをフィーチャー!
さらにクレジットをジックリ読むとあのJamie Foxxや盟友Daz、元House Of Painのリード・ラッパー Whitey Ford(Everlast) らも参加。 プロデューサーにはNiggaracci(Snoop本人)、Busta RhymesからKanye West、WCまで幅広く仕事をこなすNottz、ベイエリアの重鎮プロデューサーRick Rock、昨年大注目されたPolow Da Donの他、相性の良いNeptunes、 AMGとのユニットFixxersでのアルバムが待ち遠しい DJ Quikと、最近、自己破産して話題(Snoopにギャラもらえばいいのに・・・)の NJSの祖でありGuyやBlackstreetとしての活動でも知られるプロデューサー Teddy Riley(おおお!)がバックアップ(トークボックス共演も当然ありか?)!!
また、Uncle Chuccの存在も気になります。南カリフォルニア出身で楽器を全てこなせるマルチプレイヤーでYouTubeやMySpaceでも確認できるように歌もウマい。ゴスペルグループで活躍後、友人のLarrance Dobbsinらとタッグを組み、プロダクション/アレンジャー/ミュージシャン・チームとしてSnoopはもちろん、Jay ZやGame、Bobby Valentino、Lupe Fiascoらと仕事をしたこともある隠れた才能です。彼自身のサウンドはジャズの要素も多く渋いですが、Talib Kweli作品でもお馴染みのプロデューサーTerrace Martinの事務所と契約したとのことで、今後プロデューサー/アーティストとして出てくる可能性大なので要注意。
なにはともあれ、早く音が聴きたい!そんな気分にさせてくれるクレジットです!
【トラックリスト】(決定!)
1. ア・ワード・ウィチャ!(イントロ)
2. プレス・プレイ
3. SD・イズ・アウト
4. ギャングスタ・ライク・ミー
5. ネヴァ・ハフ・2・ウォーリー
6. センシュアル・イラプション
7. ライフ・オブ・ダ・パーティfeat.トゥー・ショート &ミスター・F.A.B.
8. ウェスト・オブ・タイムfeat.ラファエル・サディーク
9. Cool
10. セッツ・アップ
11. ディーズ・ハリウッド・ナイツ
12. ホワットエヴァ・U・ドゥ
13. スタックス・イン・マイ・ジーンズ
14. ビーン・アラウンド・ザ・ワールド
15. レット・イット・アウト
16. マイ・メディシン
17. ライディン・イン・マイ・シェヴィ
18. ゾーズ・ガールズ
19. ワン・チャンス (メイク・イット・グッド)
20. ホワイ・ディド・ユー・リーヴ・ミー
21. キャント・セイ・グッドバイfeat.チャーリー・ウィルソン
22. シューテム・アップ*
*日本盤ボーナス・トラック
★エグゼクティヴ・プロデューサー
「ALBUM OVERSCENE BY Q★D★T MUZIC」
⇒ DJ Quik(Q)、Snoop Dogg(D)、Teddy Riley(T)
の3人がエグゼクティヴ・プロデューサーとなり、コンセプトを構築したようです。
★クレジット
◇Scoop Deville: (1)(7)(17)
◇DJ Quik: (2)
◇Teddy Riley: (3)(Background vocals:Teddy Riley and Lady G/ Additional vocals by Charlie Wilson)、(4)(Additional vocals by Jamie Foxx)、(9)(Background vocals by Uncle Chucc)、(15)
◇Snoop Dogg & Terrace Martin: (5)(Additional vocals by Uncle Chucc)、(14)22(Co-Produced by Daz)
◇Shawty Redd: (6)
◇Raphael Saadiq: (8)(Vocals by Raphael Saadiq and Dave Young)
◇The Neptunes: (10)
◇Nottz: (11)
◇Khao: (12)
◇Rick Rock: (13)
◇Whitey Ford:(16)
◇Teddy Riley & DJ Quik: (18)
◇Frequency: (19)
◇Polow Da Don & Hitboy: (20)
◇Teddy Riley: (21)
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