ショーティー・ロジャース。
本名はMilton M. Rogers。
1950年代のウエストコーストジャズを代表するアレンジャー兼トランペッター(フリューゲルフォンも演奏)
リードのJimmy Giuffre, ドラムのShelly Manneと共にウエストコーストジャズの3大創始者と評される。
1924年マサチューセッツ州生まれ。
レッド・ノーボのグループに参加後ウディ・ハーマン、スタン・ケントンの両バンドにプレイヤー兼アレンジャーとして参加。
ハワード・ラムゼイのライトハウスオールスターズを経て、1954年に自己のコンボ”ショーティー・ロジャース&ヒズジャイアンツ”を結成。
身長が低い為自らショーティーのニックネームを名乗り、ハンド名を「ちびのロジャースと巨人達」とするあたりに彼の音楽性に通じるユーモアを感じる。
その後アトランティックレコードやRCAのA&Rマンを務め、ハリウッドの映画音楽の世界でも活躍。
日本へは1983年にバド・シャンク、ボブ・クーパー、ジミー、ジュフリ、ビル・パーキンス、ピート・ジョリー、シェリー・マン等のジャイアンッを率いて来日以来、数回来日。
作品はキャピトル、RCA、アトランティックに多数有り。
1997年に死去す。