- 詳細 2021年9月7日 05:49更新
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くにおくんの時代劇だよ全員集合とは、テクノスジャパンより1991年7月26日に発売された、ファミコンゲームソフト。フルタイトルは「ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合！」。ダウンタウンキャラを中心にさまざまな熱血シリーズのタイトルから数多くのキャラが時代劇を演じる。バトルアクションRPGというダウンタウン熱血物語と似たゲームシステムであるが、直線的だったマップが網状になりボスキャラの出現のしかたが変わった、ステータスパラメータの種類が増えた、主人公の使えるアクション、必殺技が当時のファミコンゲームとしては驚くほどに増えた、など大幅なパワーアップが図られた。
ストーリー
駿河の任侠、文蔵一家の文蔵親分が病に倒れてしまう。彼に一宿一飯の恩のあるくに政は子分のつる松を従え、文蔵親分を見舞いに駆けつけるが、そこで彼らを迎えたのが文蔵の娘お琴とその許婚という浅次郎であった。くに政が文蔵の手助けをしている折、お琴が何者かにさらわれてしまう。
登場人物とキャスト
くにまさ（くに政）・・・キャスト＝くにお。主人公。潮荒波、度胸で渡る、義理にゃ強いが情けにゃ弱い、ちょいと小粋な伊達男。義理と人情で一連の事件の黒幕を追って東奔西走する。必殺技はまっはきっく。
つるまつ（つる松）・・・キャスト＝園川薫。くに政の子分。ストーリー上、とんでもないことになり、とんでもないことをしてしまう。必殺技はまっはきうきうとびっぐばんぐ。
おこと（お琴）・・・キャスト＝長谷部和美。ヒロイン。文蔵の娘。浅次郎と婚約している。何者かにさらわれてしまう。
ぶんぞう（文蔵）・・・キャスト＝豪田剛。駿河の街道一の大親分。病に伏している間に娘をさらわれてしまうが、与之助の持ってきた薬で回復し、くに政とともに黒幕を追う。モチーフはおそらく清水次郎長。必殺技はずつきすぺしゃる。
さんきち（三吉）・・・オリジナルキャラ。文蔵一家の男。戦闘要員ではない。
あさじろう（浅次郎）・・・キャスト＝藤堂護。お琴の許婚。くに政は初対面で、この男に何かを感じていたようだ。必殺技はにんげんへり。
りきごろう（力五郎）・・・キャスト＝鮫島力。ふらりと現れ、喧嘩の助太刀をする男。必殺技はまっはぱんち。
じゅうきち（重吉）・・・キャスト＝山田大樹。いきなり現れ、仲間にしてくれとせがむ男。必殺技は満を持してやまだのじゅつを使う。
とらぞう（虎蔵）・・・キャスト＝熊田重蔵。悪名高き虎蔵一家の親分。必殺技はにんげんぎょらいとじぶんぎょらい。
ぎんぱち（銀八）・・・キャスト＝沢口靖男。強くはないが何度倒されても立ち向かってくる殊勝な男。
ごんさく（権作）・・・キャスト＝西村成孝。必殺技はりてすぺしゃるを操る巨漢。仲間にした際、ずっと仲間にしていないと裏切られる。
いちべえ＆ろくべえ（一兵衛＆六兵衛）・・・キャスト＝上条恒男＆山本憲之。二匹狼。悪党だが女はさらわない。
よのすけ（与之助）・・・キャスト＝吉野光明。力五郎の知り合い。漢方薬で文蔵の病を治す。必殺技はすくりゅう。
へいるまん・・・キャスト＝へいるまん。ビッグボス甚六の手下（侠客？）の外国人。必殺技はわーぷしゅーと。へいるまんはドッジボール部に出てきたアイスランドのキャプテン。
らおちぇん・・・キャスト＝らおちぇん。どこかの「なぞのみせ」の店主。居場所はへいるまんが知っている。らおちぇんはドッジボール部の中国のキャプテン。
きんすけ（金助）・・・キャスト＝望月駿。甚六の手下。またの名を「韋駄天の金助」。必殺技はにとろあたっく。
ためきち（為吉）・・・キャスト＝平清文。甚六の手下。木下は出演せず。必殺技はまっはふみふみ。
へいしち（平七）・・・キャスト＝小林政男。甚六の手下。金助や為吉からは「へいしちのあにき」と呼ばれている。必殺技ははいぱーがーど。
じんろく（甚六）・・・キャスト＝鬼塚崇。三大親分の一角。悲運の大親分。必殺技はにんげんどりる。
はんしろう（半四郎）・・・キャスト＝根立克行。恐怖の必殺技「あんますぺしゃる」を操る。ねだちは白鷹工業高校の生徒で、同名のテクノスジャパンスタッフがモデルか？
やごろう（弥五郎）・・・キャスト＝五代奨。一匹狼。ドス命。必殺技はどすすぺしゃる。
にざえもん（仁左衛門）・・・キャスト＝松戸京介。やまだのじゅつと同じぐらい理不尽な必殺技「へんしんわざ」をつかう。松戸は冷峰学園の生徒。
たついち＆たつじ（辰一＆辰二）・・・キャスト＝服部竜一＆服部竜二。非常に高い戦闘能力を持つ兄弟。ただ、兄弟の絆はそれほど強くない。必殺技はせんぷうきゃく。
おみつ（お美津）・・・キャスト＝島田真美。どこの国のどんな店ででも（一部除く）看板娘を勤めてる、ある意味一番謎の多い女性。
おもん（お紋）・・・キャスト＝藍原静。賭場の切り盛りをしている女性。職業柄、露出度が高い。
てくのす亭・・・この噺の語り部。いつもにこやか。
