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オルゴイ・コルコイ

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詳細 2023年7月7日 09:07更新

モンゴルのゴビ砂漠に棲息するといわれる巨大なイモ虫或いはミミズのような未確認生物。1800年代初頭、ロシア人研究チームによってその存在が確認されたと言われ、体色は明るい赤色或いは赤褐色、体長は0.6m〜1.5mといわれ、地元では「オルゴイ・コルコイ」(allghoi khorkhoi,Olgoikhorkhoi,Olgoï-Khorkhoï)と呼ばれている。名前は“腸のような虫”の意で、その姿が牛の腸に似ていることからこのように呼ばれているらしい。また、英語で「モンゴリアン・デス・ワーム」(Mongolian Death Worm)とも呼ばれている。

その生態は多くの謎に包まれているが、一年の大半を冬眠状態で過ごし、6〜7月頃にだけ活動すると伝えられるが、後述する特殊な攻撃以外の生態に関する情報はほとんど無い。
その姿の異様さも然る事ながら、特徴的なのはその攻撃性の高さで、通常は土の中に潜っているが、動物や人の気配を察知すると、土の中を俊敏に移動し、体半分を地上に覗かせ飛び掛るように襲うというのである。
しかも、オルゴイ・コルコイには二つの強力な武器がある。ひとつは、強酸性ともいわれる毒液(或いは蒸気)を噴射して獲物を瞬時に捕殺するというのだ。この毒液は口から噴射するという話のほかに、口元に気泡のようなものを作り、やがてそれが大きくなり破裂して周囲に毒液を撒き散らすのだという話もある。
そして、もうひとつに離れた所から獲物を仕留める特殊能力を持つと言うのである。それは、デンキナマズやシビレエイのような発電器官を持ち、その強力な電気を放つことで離れた所から獲物を捕殺できるというのである。
これには諸説があり、その生態が解らない未確認生物なので明確に電気ショックとは言えない部分もあるが、感電に似た死に方をした例が幾つもあり、馬、ラクダはもとより、オルゴイコルコイに触れた少年が死んだという記録も存在するという。
これまでにオルゴイ・コルコイにより数百人もの死者が出ているという。

1990年から92年にかけての3年間、オルゴイコルコイを追い求めてモンゴルを現地調査した、チェコの動物学者イワン・マッカール(Ivan Mackerle)氏は、オルゴイ・コルコイについて次のように語っている。
「この生物についての実態は、長い間社会主義政府によって隠匿されつづけて来たんです。しかし1990年に社会主義体制が崩壊して、はじめて我々はその実態を調査することが出来るようになったわけです。」
マッカール博士はその後、現地の人々に聞き込み調査を行い、生物が紛れもなく実在するものであることを確信したという。
「伝えられてきた噂は本当でした。生物は、実在したんです。私が聞いただけでも、余りにも多くの人が目撃していましたし、事実、それまでに多数の人が殺されていたんです。それは単なるおとぎ話として無視することは出来ない数でした。」
「地元の人々の話では、生物は砂の下を自由に移動し、突然砂の上に飛び出して攻撃するそうです。また一度敵に出会うと、砂から体半分を除かせて、口元に何か気泡のようなものを作り始めるそうです。そしてそれが大きくなると、爆発して、猛毒をまき散らすんです。」
しかし、博士らと同僚はその存在を確信しながらも、それまで言われていたようにオルゴイ・コルコイは環形動物(ミミズやヒルなど)や無脊椎動物の類であるという可能性は低いと判断した。
「(砂漠のような過酷な環境では)彼らの体は水分を保持できません。すぐに乾燥して死ぬでしょう。」

また、2005年5月には、英国の科学者らによって組織された研究チームによって、オルゴイ・コルコイの本格的捜索が開始されたとのニュースがあった。
モンゴルに向かった探検隊はCFZ(Centre for Fortean Zoology)のディレクターで動物学者のリチャード・フリーマン(35) 、クリス・クラーク博士(59)、デイビッド・チャーチル(32)、ジョン・ヘア(30)の4人の英国人により編成され、彼らは1ヵ月をゴビ砂漠で過ごした。
その結果、一匹以上の怪物が追跡不可能な砂の中に潜んでいることを発見した。
「私たちは何十人もの目撃者と面談しました。オルゴイコルコイに関する目撃情報はほとんど一貫していたといえます。2フィートほどの体長、赤褐色の色、サラミのような形状などです。人間を死に至らしめる毒素を吐くといわれているので、ほとんどの目撃者はひどく怯えている様子でした。目撃者のなかには元警官の人や、モンゴル軍の元指揮官もいました」
とリーダーのリチャード・フリーマン氏は言う。
研究チームの中心となるリチャード・フリーマン氏は生物の存在を確信しながらも、オルゴイ・コルコイの特徴のひとつとされる毒については、恐らく寓話に過ぎないとし、
「現地について恐ろしいのは、時差ボケだけです。」
と、恐るべきものではないと話している。
またオルゴイ・コルコイはゴビ砂漠の短い雨期の間にのみその姿を現すと言われているため、研究チームはこの時期を選らんでゴビ砂漠へと向かったという。今後博士らはオルゴイ・コルコイが生息するとされる付近に水を流し込み小さな沼地を作り、生物を誘き出す計画を行ったが、オルゴイ・コルコイらしき生物の捕獲はおろか、その姿さえ確認できたという続報は未だ聞かない。

余談になるが、オルゴイ・コルコイを調査していた彼らはオルゴイ・コルコイ以外の未確認生物についての情報をこの時得ていた。
リチャード・フリーマン氏によると、
「私たちは、全長2メートルほどの角のあるヘビについても聞かされたんです。これは科学的には全く知られていない話で、モンゴルに住むことが知られているどんなヘビよりでも大きいものだといえます」
ウランバートル出身の信頼できる医師によれば、彼は昨年「中国のドラゴンのようなもの」が、ブルガン(Bulgan)から離れた砂漠町の井戸で丸くなっているのを見たと証言しているらしい。
また、1940年代には死んだドラゴンのような生き物が見つかっていたという。
この怪物はヘビのような形をしており、モンゴル北部の凍った川で発見されたのである。
春が来て、雪解けになり、すべてが流されてしまう前に村人はその肉塊を村に運んだという。
探検チームはセヴリー・サム州(Sevree Sum)の知事に招かれており、今後もゴビ砂漠に行って、オルゴイ・コルコイの探索を続ける予定だという。

オルゴイ・コルコイはその姿から、環形動物(ミミズ・ヒルなど)や昆虫の幼虫とする仮説もある。しかし、前述したイワン・マッカール氏の言うように、環形動物であるとすれば、ゴビ砂漠のような環境下では乾燥して死んでしまうであろう。
次に、何らかの堅い外皮を持ったイモ虫等の昆虫説であるが、砂漠という環境下に適応でき、昆虫の能力からすれば毒液の類を噴射することは考えられるが、その反面、体長が大きすぎるという点、また、昆虫の類ならいずれ成虫(つまり蝶や蛾)になる可能性があるのに、それに類する目撃談は無い事からこの説も疑問が残されている。
その中で、一番有力なのがヘビ、トカゲなどの爬虫類説である。
英国の研究者、ジョン・デヴィッド・ヒューム氏はオルゴイ・コルコイは、トカゲの一種ではないかという推測を行っている。一部のトカゲ類は、頭部と尻尾の形がほとんど見分けられないものや、砂漠の中に隠れるようにして生息しているものもいるからである。また他にはミミズトカゲの一種であるという推測も行われている。ミミズトカゲは通常毒を持たないが、“メキシコドクトカゲ”(Mexican beaded lizard)や“アメリカドクトカゲ”(gila monster)など毒を持つものもある(但し、これらの毒は致死性ではない)。
更に、別の可能性としては“デスアダー”と呼ばれるコブラの一種とする説も唱えられている。デスアダーの外観は伝えられるオルゴイ・コルコイの姿と確かに類似しており、また毒を噴霧することで知られている。しかしこの生物が確認されているのはオーストラリアやニューギニアに限られ、ゴビ砂漠のような環境で暮らしていくことは不可能であるとのことから、この説にも決め手に欠けるものがある。
また、オルゴイ・コルコイの特徴とされる電気ショックのような攻撃も、ジョン・デヴィッド・ヒューム氏らはデンキウナギのようなものではないかと推測しているが、無論、彼らが陸上、まして砂漠で暮らすことはおよそ不可能である。
また、水中なら可能かもしれないが、乾燥した砂漠の大気中でどのようにして放電するのかという点で大きな疑問が残る。
この点については恐らく恐怖の噂がが誇張され伝っていったものであろうとジョン・デヴィッド・ヒューム氏は結論を出している。

これは未確認情報だが、『ギネスブック/1995年版』の超常現象の項で、世界一危険な動物として「モンゴルにいる1メートルの大きさの、骨と肉を溶かす唾液を出すイモ虫」が紹介された事があるという。恐らくこの“イモ虫”こそがオルゴイ・コルコイだとおもわれるが、私自身が事実確認をした訳ではないので現時点では何ともコメント出来ない。

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【関連リンク】
・Mongolian Death Worm(英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Mongolian_Death_Worm

・Weird Worlds presents... The Last Dragon (Mongolian Death Worm)(英語)
http://www.channel4.com/culture/microsites/W/weirdworlds/last_dragon/worm.html

・L' Olgoï-Khorkhoï(仏語)
http://secretebase.free.fr/etrange/monstres/olgoikhorkhoi/olgoikhorkhoi.htm

・X51.ORG モンゴリアン・デス・ワームの本格的調査始まる モンゴル
http://x51.org/x/05/05/0354.php

・UMAファン 〜 未確認生物 モンゴリアン・デス・ワーム
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-82.html

・UMAファン 〜 未確認生物 ミニョコン
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-106.html

・UMAファン 〜 未確認生物 ベーヒアル
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-274.html

・UMAファン 〜 未確認生物 アファンク
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-337.html

・UMAファン 〜 未確認生物 巨大ミミズ Part I
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-300.html

・UMAファン 〜 未確認生物 巨大ミミズ Part II
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-320.html

・ドクトカゲ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%AB%E3%82%B2

・トゲオマムシ(デスアダー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%83%A0%E3%82%B7


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