1969年兵庫生まれ、京都を活動母体に、90年代に8mm映画を中心に数々の自主映画を発表している映画監督。
現在、新作準備中。
いつ裂けるかも見果てないジャズサックスの単音と、ただのたうつ男女のみを焼き付ける『錆色の河に沈む太陽の詩人に口無し』(92)は、無二の”経験”のみを刻み付ける。
98年に発表した16mm『京極真珠』は、全国各地で上映される。
音楽は渋さ知らズ。
キャストは豊田奈千甫、”大豆鼓ファーム”などを活動母体にする怪優・星野建一郎、そしてカリスマ・葉月蛍!
その他、ザ・コケッシ−ズの渡辺智江、
また全共闘側として三島由紀夫との討論会に参加した劇団ホモフィクタス主宰・芥正彦 など、
多分野からの異能が集結している。
日本各地で自主上映され、異例の動員を記録。
山本政志をはじめとする映画制作者と培った、
「映画は、誰かに売られるものではなく、自分の意思で発表し、売り買いすることを忘れてはならない。」との姿勢のもと、映画制作・上映を展開している。
最新作は、『みみおの中華喰って愛を叫ぶ(仮)』(2004年 video)