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そっちの方がスゲェ〜

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詳細 2023年2月9日 19:10更新

キーワード:東京イエローページ,竹中直人,きたろう,ビシバシステム

解説:

今から14年前くらいに放送されたTBS「東京イエローページ」の中の1コーナーとしてやっていたのが、「クイズそっちの方がすげぇー」です。

「クイズそっちの方がすげぇー」は、司会「竹中直人」回答者「きたろう」「ふせえり」「住田隆」の顔ぶれで進行するクイズです。

竹中直人は、毎回「加羅んブル亀太郎」とか「モホロビチッチ三郎太」「牧之元太陽」などと、その場で適当な名前を名乗って登場して、司会者席に踊りながら座り、きたろうから「早く始めろよ!」と罵倒されます。

「クイズそっちの方がすげぇー」では、毎回特別な秘密を持ったゲストが一人と、偽者二人が登場し、回答者がこの三人のうちどれが本物のゲストかを当てるという、よくあるクイズが一問が出題されます。

しかし、実際には本物のゲストよりも偽者二人のほうが遥かに凄い秘密を持っています。例えばゲストが「胸毛で飛行機を引っ張る事ができます」という秘密を持っていたとすると、偽者は『胸毛だけでなく、胸からペニスが生えています』と告白します。それに驚いた竹中直人が、メガネをフッ飛ばしながら”そっちの方がすげーーーーー!”と絶叫するのです。

このコーナーは、竹中直人の「そっちの方がっ.....すげぇーーーー」と叫ぶアクションだけで成立しているといっても過言ではありません。毎回よだれや鼻水を垂らし、白目を剥いてヒクヒクと痙攣する彼の顔がアップになる度、放送倫理としてぎりぎりの映像がテレビ電波に流れたのです。

東京イエローページには、彼が80年半ばに「放送禁止テレビ」というビデオ作品内でやっていた危ないウソTV番組を、"本物のテレビ局でどこまでできるか"実験していたようなフシがありました。それゆえ、彼のギャグで笑う半分、「これは放送して本当に大丈夫なのか?」と視聴者がハラハラするという、それまでにない面白さがあったのです。

しかも当時はバブル真っ盛りでしたから、深夜番組とはとてもおもえないほど制作費や手間がかかっていたのです。「クイズそっちの方がすげー」のセットも、本物のクイズ番組と比較しても遜色の無い出来でした。そんな「本物」の番組で、竹中直人氏の実験が実に一年間も続いたのです。

従って、彼がこれ以降に出したビデオやDVDというのも、結局は「TVごっこ」という域を超えられるはずもなく、「これが電波に流れているのか?」という刺激に勝る事はできませんでした。

一方こんな無謀な実験の為に再び電波を貸してくれるTV局も無いわけで、十数年経過した現在ですら、この「東京イエローページ」だけが半ば神格化した存在になっているのです。

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カテゴリ
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