音楽とはなにか?
いたって真面目に考えた結果
『春歌・俗謡』
にたどり着いてしまったバカな男、アヲヤギツトミ括弧オレ
ウェブ等に全く疎いためここを持って公式サイトに代えます
以下声明
もっとも聖なる音楽は、広く、深く民の生命活動に根ざすものである。
古来わが国では種々の労働、作務に応じて様々なウタが生まれ、人々はそれらを口ずさみながら田植え、稲刈り、縄綯い、子守りなどに従じた。
目出度い時節には門付けがあり、あるいはイタコなどの降霊の儀式にもウタはあった。
俗謡の数々はやがて淘汰、洗練され「民謡」と呼ばれるものに発展したが、そのうちの猥雑なものは主要な歌本には載せられず、時代が下るにつれ消えてしまったものが多数だという。
よく見知らぬ男女が共同で農作業を行った昔、作業の潤滑化を図るためにはお互いが打ち解けることがまず必要であったであろう。
俗謡・労働歌のうち男女の秘密をおもしろ可笑しく歌ったものは、互いの距離を縮めるのに大いに役に立ったのではないだろうか。
破顔大笑する者、ニヤリとする者、顔を赤らめる者、様々あっただろうがひとたび笑いを共有した後は一体感というべきものが生まれたはずである。
昔の日本人はこと性に関しては今よりオープンだった。
今よりずっと健康的だったのである。
現代人は性の問題をタブー視しすぎるあまり、一方で不健康な性を生み出してしまった。
性とは元来生なのだ。
豊作を祈る祭りでは男女の動作が模され、女性(器)は豊穣のシンボルとして崇め奉られる。
性表現を忌み嫌う者は己が父母の行為の結果この世に生を授かったことを考えてみるとよい。
ああ疲れた。
ともかく音楽と笑いと色、この三つを備えた春歌というのは素晴らしいのだ、多分。
少なくともオレはそう思う。
まあ今となっては宴会での春歌も労働歌もほぼ必要のないこの社会だが、
伝統音楽は形骸化し外国かぶれの音楽が氾濫するこの日本に新しい俗謡を!
音楽と笑い、そして祖国への愛と隣りのネエちゃんへのすけべ心を!
ささ皆さんお手を拝借、手拍子合いの手などよろしくお願いいたします!
07年2月現在収録音源
V.A./7586(ナゴヤロック)vol.3
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主な他の活動
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