著者:北条司
出版社:集英社
版型:文庫版
カテゴリー:復刻版コミックス
連載雑誌:週刊少年ジャンプ
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≪参考情報≫
参考情報はWikipediaより抜粋したものです。(詳細は下記のとおり。)
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【概説】
『キャッツアイ』 (CAT'S EYE) は、北条司による怪盗漫画作品、及びこれを原作とするラジオドラマ・アニメ・テレビドラマ・映画等のメディアミックス作品。
「週刊少年ジャンプ」誌上において、1981年40号から1984年44号まで連載された北条司の連載デビュー作。単行本はジャンプコミックスより全18巻。1994年には愛蔵版、1995年から1996年にかけては文庫版として共に全10巻で発売されている。また2005年から2006年にかけては『CAT'S EYE COMPLETE EDITON』としてカラーページが再現されている完全版が徳間書店より全15巻で発売されている。
予告状を送りつけて、絵を狙う怪盗キャッツアイと彼女らを捕まえる事に執念を燃やす刑事の対立をラブコメディを織り交ぜて描く。
多くの怪盗物の作品同様、「キャッツアイが予告状を出し、厳しい警備の中を見事に獲物を盗み出す」というのが基本構成となっている。 全体を通しての伏線などはあるものの、原則的には1話完結で各話の繋がりはなく、オムニバス形式の作品となっている。
1979年に単発番組としてラジオドラマ化、1983年にテレビアニメ化、その後、テレビドラマ化、実写版が映画化された。 単発読み切りのデビュー篇は第一話として収録されている。
【ストーリー】
キャッツアイは美術品専門の謎の女盗賊。犬鳴署の刑事・内海俊夫は、いつもキャッツアイの逮捕に失敗し、上司に怒鳴られ、左遷の危機にもあった。そんな俊夫の恋人で、俊夫の勤務する警察署の前でこの盗賊と全く同じ店名の喫茶店を営む来生瞳は、いつも俊夫の愚痴を聞いてあげている。だが、瞳達来生三姉妹こそ、キャッツアイの正体だった。キャッツアイの獲物はハインツというヨーロッパの画家の作品や遺物ばかりなのだが、そのハインツとキャッツアイとの間にはある接点があった……。
【アニメ】
東京ムービー新社の制作により、毎週月曜日の19時から19時30分の時間帯に、第1期が1983年7月11日から1984年3月26日、第2期が1984年10月8日から1985年7月8日まで日本テレビ系で放送された。第1期と第2期の間にはエイケン制作の『ガラスの仮面』が放映されている。第1期の杏里が歌う主題歌「CAT'S EYE」は大ヒットして、アニメ番組にアニメソングでない一般曲がタイアップするはしりとなったが、番組自体の平均視聴率は13%から14%と、広告代理店の読売広告社は決して高くないとの評価を下している。
第1期のチーフディレクターは、出崎統の下で演出職を務めていた竹内啓雄、第2期は『ルパン三世』シリーズに参加し、後に『シティーハンター』や『名探偵コナン』を監督することになったこだま兼嗣が務めた。キャラクターデザインは、出崎統とコンビを組むことが多い杉野昭夫が第1期のメインキャラクターと第1話のゲストのデザインを担当。杉野は最初の数話を見たのみで、第1期の残りのデザインは、総作画監督も務めた平山智が担当し、平山は第2期のメインキャラクターのデザインも任された。
劇場版
『CAT'S EYE キャッツ・アイ』は、フジテレビ、キングレコード、バーニングプロダクションの製作で、東宝の配給で1997年8月30日から公開された日本映画。上映時間92分。監督は林海象で、脚本には林海象とアニメ版も手がけた土屋斗紀雄。
原作のレオタードがボンデージ風のレザーファッションになり、マスクも被るという『バットマン』風に大胆なアレンジが加えられた。主役も次女の瞳から、内田有紀演じる三女の愛へと変更になった。主題歌はアニメを踏襲して、杏里が歌う『CAT'S EYE 2000』。
公開当時、藤原紀香は3人の中で最も知名度が低かったが、出世作といえるドラマ『With Love』・『ハッピーマニア』を経た後のフジテレビ地上波登場の際には知名度も上がり、一番に紹介された。
(「キャッツ・アイ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2006年10月10日12時(日本時間)での最新版を取得。改訂履歴。Text is available under GNU Free Documentation License.)