マイルール。
「雑誌は上から3冊目を買う」
「横断歩道は白い所しか歩かない」
「ここから家までアクセルを踏まないことにしている」
という比較的症状が軽くて微笑ましいルールから、
「フタに付いたヨーグルトを舐めなかったら、
その日はいいことがある」
「この坂の途中でクルマに追い抜かれなかったら、
家に帰ってからお母さんに怒らない」
「この階段を上りきるのが右足なら、
図書館が開いている」
といった、なんだか妄想に近いルールまで。
知らず知らずのうちに己に課してしまった、
自分にしかわからない孤独なルール。
それがマイルール。
そんなひとりぼっちの戦いを。
心の奥底にしまい込んだ胸の内を、
そっと、みんなに話してください。