かつて、『スターリン・ジョーク』もしくは
本場としての『ロシアン・ジョーク』とか
『東欧圏//共産圏政治ジョーク』と呼ばれるものが
存在しました。
問「何故、最近、魚不足が著しいんだ?」
答「肉不足//小麦不足を誤魔化す為である。」
と云う感じで、現状の政治の貧困や向上しない
生活水準への不満のハケ口として、多数のジョーク
が創作されました。尤も、これらがロシアなり
東欧圏の国民性云々を推し量る材料としては正確
では無く、かなりのジョークには原型が在って、
ものによってはローマ・ギリシャ時代まで遡行
出来るものもあるそうです。
「ロシア人<ガガーリン>が宇宙に行ったそうだ。」
「全員が行っちまったら、棲み易くなるのにな。」
これはガガーリンがアポロに、宇宙を月に変換
するだけで、中南米でのジョークになるでしょう。
ひょっとしたら、アレキサンダー大王の時代から
在ったジョークなのかも知れません。
しかし、共産主義国家群崩壊後は、この種の
ジョークは水脈の枯渇が著しく、20年近くに
渡って、良質の新作があまり見かけられません。
要するに、本音と建前の乖離、理想と現実の
遊離、生活水準・職場環境の劣悪・不向上と云った
現状が在って始めて発生し得るジョークなのです。
ところで、そういった需要と供給元が完全に
消滅したのでしょうか??どうも違います。
探したら、『青い鳥は自宅に居ました。』の類で
『探したら、自国に在りました。』なのです。
拡大する格差、悪化しつつある職場//勤務環境、
間違いなく低下しつつある生活水準、救済する立場
にある筈の政治の無策と貧困・・・・。今となっては
『スターリン・ジョーク』の正当な後継者は我が国の
会社、企業、官公庁などでの『職場ジョーク』
『カンパニー・ジョーク』となった模様です。
(サラリーマン川柳や古来からの落首などに
この種の笑いの伝統、古水脈を感じますね。)
実話、創作、或いは既成の笑い話である落語や
スターリン・ジョーク系統からの改作、全てOK、
笑える話を御寄せ下さい。
可能な限り、制限を設けたくないのですが、
既成の作品からの改作の場合は出典の掲示を、
実在人物、実在企業などの特定を避けられる様に
して下さい。(尤も時事ネタとしてOKとなる
場合は、制限解除となります。)
また、長さについてはシンプルで短いほど
面白いとは思いますが、どうしても状況説明が
必要な事もあるでしょうから、長短は不問にして、
トピとして、「文面長め」「文面短め」として
分けることにします。
あと、レスについても本トピへのレスでなく、
「文面長め側・レス」「文面短め側・レス」の
トピを設置。そちらに感想・御意見を寄せて下さい。
最後に、一つ一つのネタに『御題』を冒頭に
記して下さい。これを元にしてのレス・応答と
なる筈ですから。それでは宜しく御願い致します。